新しく誕生した家系ラーメン屋「王道家味の継承店 カズ家」(東京都品川区南大井6-24-1)。
カズ家の公式Xアカウントによると「らーめんバリ男店主カズが王道家で修行し家系ラーメン屋をオープン!」とのこと。
先に結論を言えば、感動するほどうまかった。
ラーメンを食べて「おいしい」「うまい」「これ好き」と思うことはあっても、感動するほどの味に出会えるのは稀。
筆者は、プレオープンのときに伺わせていただきました。
余談ですが……。
斜め向かいあたりに資本系の家系ラーメン屋「壱角家」がありましたよ。
いろんな意味で、おもしろい。
王道家味の継承店 カズ家の王道ラーメンを食べる
カズ家の店内に入ると、意外と広い印象。
空気感というか雰囲気も心地よくて良きです。
券売機で食券を買い、カウンター席に座ります。
今回は、王道ラーメンとライスをオーダーしました。
リラックスした雰囲気のなか食べられる
カウンター席には、メニューやオススメの食べ方などが貼られていて、退屈しません。
なんか優しい。
こういう気配りとか、地味にお客さんはホッとする。
初来店で、緊張しながら訪れる客もいるから、こういうのは嬉しい。
卓上トッピングや調味料が豊富
卓上には、無料トッピングや調味料が置かれていました。
種類が多いので、ベースの味を楽しみつつ味変も楽しめそう。
こういう点も嬉しすぎる。
<卓上のトッピングや調味料>
無限にんにく
グリーンニンニク
ニンニクチップ
刻みしょうが
ラーメン胡椒
らーめん酢
マヨネーズ
粗挽きトウガラシ
海苔があなどれないビジュの良さ
目の前にやってきた王道ラーメンが美しすぎる。
アートともいえる盛りの美しさ。
こういう細部から丁寧さが伝わってきて、そういう意味でも高評価。
なにより豪快に盛られた海苔が実にイイ感じのビジュ。
海苔の下部がスープを吸い込んでいる。
そんな海苔を見ただけで「これ絶対ウマイやつ」と思ってしまう。
黄金比率ともいえるウマさのバランス
そして一口食べて驚いた。
なんじゃこりゃあああああああああああああああああああああ!
なんか、これ、うますぎない?
極まってない?
このスープ、この麺、調和しすぎてない!?
つまり、黄金比率じゃない!?
ウマすぎる!!!!!!!!!!!
日本トップクラスのスープのうまさ
スープと麺が一体化してるのです。
完璧に協演しています。
雑味がないとか、塩味がちょうど良いとか、濃いとか、そうじゃあないとか、そういう次元じゃあないのです。
完璧なる「うまいラーメン」が目の前にあるのです。
チャーシューも心地よい食感。
うまいのは言うまでもなく、チャーシューで麺を包んで食べると至高。
海苔を全部つまんで一気に食べる
海苔もおまけのトッピングじゃあないのですよ。
もはや、すべての具が主役なのです。
麺もスープも主役だけど、海苔もガチ主役なのです。
筆者は、スープを吸った海苔を全部つまんで一気に食べる流れがウマすぎて好きです。
カズ家のラーメンにゆで卵は必須
あくまで個人的な話ですが、筆者は、ラーメンにゆで卵を入れない派です。
あってもいいけど、無くても良いと思っているからです。
ゆで卵ではなく、麺やチャーシューでおなかを膨らませたいから。
ゆで卵がなくとも十分満足できるから。
でもね、自分でも驚いたのですが、カズ家のゆで卵は、むっちゃウマイのです。
スープがしみ込んだ黄身との融合の味、これがもう素晴らしく甘美。
カズ家のラーメンに、ゆで卵は必須だと確信しました。
よほどのことですよ、ゆで卵は無くても良いと思っている人が、「ゆで卵は必須」という考えになったのですから。
人の好みを瞬時に大きく変えてしまうほど、ラーメンがうまいのです。
スープを延々と飲んでいられる
スープそのものにも着目してほしいです。
スープを単体で飲んでもウマイことは言うまでもないこと。
これ、スープだけでも一品料理として成り立っています。
だからスープを延々と飲んでいられるのです。
摂取エネルギーさえ気にしなければ、すべて飲みたいところ。
刻みしょうがが第二の麺としてラーメンをレベルアップ
卓上トッピングの刻みしょうが、これ最高。
冴えた酸味、そしてしゃっきりとした食感、あとから訪れる甘味、すべてが完璧。
多めの刻みしょうがと一緒に麺を食べれば、刻みしょうがが第二の麺としてラーメンをレベルアップさせます。
どんどん追加して食べてしまう刻みしょうが。
ラーメンにとって最高のベストフレンド。
レンゲでスープにライスを沈めて食べると美味
ライスをスープとあわせて食べてみる。
スープをライスにかけるのではなく、レンゲでスープにライスを沈めて食べると美味さが際立つ気がします。
これがもう最高オブ最高。
限りなく包容力のある濃密濃厚なスープがライスの旨味を高めます。
スープの完成度の高さと包容力の高さ
地味に感動した点が、カズ家のラーメンは、調味料を入れて味変したとしても、味が崩れない点。
卓上調味料を複数ラーメンに入れても「バランスが著しく崩れて失敗した味」にならないのです。
酸味、辛味、薫り、すべてが「イイ感じ」に仕上がるのです。
これ、やっぱり、スープの完成度の高さと、包容力の高さがあるからだと思われます。
カズ家のラーメン。
そのまま食べておいしい。
どう食べたっておいしい。
どうしたっておいしい。
ラーメンを食べたが、感動も得た。
感動をありがとうございますと言いたいです。
いつも思うのですが、美味しいものを作る職人は、人に喜びを与える仕事ですよね。
味覚で人に感動と喜びを会えてくれる。
そういうことを改めて思い出させてくれた一杯でした。
ごちそうさまでした。
東京・大門にオープンした家系ラーメン屋「王道家味の継承店カズ家」の完成度が高すぎて感動した。夢中になって無心になって麺すすり続けた。スープが極まっていて日本トップクラスの包容力ある濃密濃厚な仕上がり。どうすればここまでうまい家系ラーメン作れるのだろうか。天才?ごちそうさまでした! pic.twitter.com/FYTyWgq1kw
— クドウ秘境メシ (@kudo_pon) January 28, 2026

