金属製のクレジットカードが人気だと聞いたのですが

金属製のクレジットカード(メタルカード)が人気を集めているようで、クレジットカード各社が相次いで発行しています。昨年10月に「JCB ザ・クラス メタルカード」を発行した株式会社ジェーシービー 販売促進部 副主担の司茂さんに人気の秘密などを聞いてみました。

「欲しいサービス」に上位ランクイン

メタルカードは顧客アンケートでも「欲しいサービス」として常に上位にランクインしていたほか、多くのお客様より要望する声をいただいていたこともあり、リリース当初より想定を上回る大きな反響をいただいています。

発行後、Xでもかなりの反響がありました。「カッコいい」「メタルカードを待っていた」などポジティブな声が非常に多かったので、持つこと自体にメリットを感じていただいていると考えています。

持っているだけで気分が高揚することに加えて、使う際にステイタスカードであることが相手にも伝わるので、より特別感や優越感を感じていただけると思います。会食など人が集まるシーンで話のきっかけになることも、メタルカードが歓迎される理由のようです。

高ステータスをアピールできる「特別感」「優越感」が魅力

金属製カードはプラスチック製に比べて重量感や質感が圧倒的に異なるため、所有することで「特別感」や「優越感」を得られるという声が多くあります。

アンケートでも、「高ステータスであることを周囲にアピールできる」「持っていることで満足感がある」というお声が上位に挙がっています。また、クラスカードは別カードとして保有できることから、使い分けができるというお声もいただきます。

「特別感」にこだわり

他社カードと材質や使用方法が大きく異なるということはございませんが、手に取った際の「特別感」を感じられるようこだわりを持っています。

手に持ったときに金属ならではの重量感をしっかりと感じられる素材と配合。また、デザイン面では、金属の質感を生かすためにツヤを残しつつ、「ヘアライン加工」と呼ばれる加工を施し、視覚的にも金属であることが伝わりやすいようにしました。

ペガサスを象徴的に大きく配置していることも特徴です。ペガサスは1990年にJCBザ・クラスの発行を開始して以来のアイコンで愛着をお持ちの会員様も多いので、過去のカードデザインのリニューアルの際に寄せられたご意見も踏まえて、ペガサスを前面に出すデザインにしました。

また2025年10月にメタルカード会員様限定のイベントを実施しましたが、当社独自の取り組みです。松屋銀座100周年を記念したアート展覧会を「THE GINZA LOUNGE」にて開催に先だち、2025年10月31日に開催したオープニングレセプションに、イベント参加にお申し込みいただいたメタルカード会員様にもご参加いただきました。

メリットとデメリットは?

メリットとしてデザイン、材質より重厚感、特別感を体感いただけます。また、通常のカードと異なり発行対象が限定されるため、希少性が高く「選ばれた人だけが持てる」というプレミアム感があります。プラスチックのクラスカードとご利用シーンに合わせて使い分けをしていただけることも、メリットとしていただくお声が多いです。

一部の決済端末では使用できないことがデメリットとして挙げられます。しかし、決済機能自体はプラスチックカードと大きくは変わりませんので、暗証番号での決済のほか、タッチ決済も利用できます。

ほかの多くのクレジットカード同様、カードそのものにQUICPay(クイックペイ)TMは搭載していませんが、スマホアプリにカードを取り込んでいただくことでApple Pay、Google Pay(TM)、QUICPayもご利用いただけます。

ただし、ATMや駅の券売機など、カード全体を機械に取り込むような端末では使用できないため、キャッシングはご利用いただけません。

***

JCB ザ・クラス メタルカードはJCB ザ・クラス専用のペアカードです。(※ザ・クラスに付帯して申し込みできる二枚目のカード)申し込みは会員専用WEBサービス「MyJCB」から可能です。

JCB ザ・クラス メタルカードの年会費は無料、発行手数料はカード1枚につき税込3万3000円となっています。

JCB ザ・クラス メタルカード
https://www.jcb.co.jp/premium/theclass_metal/open.html[リンク]

※画像提供:株式会社ジェーシービー

自由人