2013年9月13日、沖縄市にあるミュージックタウン音市場の、「ドリームタウン」に行ってきた。急いで歩いて、12時きっかりに会場に着く。「ドリームタウン」は、フリーマーケットあり、フリーライブありのイベントで、月2回やっているらしい。今の季節はちょうどいいのだろう、外の陽射しはテラスにさえぎられ、心地よい風が吹き抜ける。女の子のギターの弾き語りが聴こえる。お目当ての『KONKOBA』はこの次らしい。と思いきや、キーボードの弾き語りのセッティングが始まり、ライブとは遅れるものと悟る。“MAMA AFRICA”というアフリカ・ギニア発オリジナル衣料ブランドも出店しているということなので、会場を見回してみる…と、ひときわ鮮やかなピンクの衣装が目に飛び込む。彼女こそアフリカンダンサーの夏子さんではないか?!子供を生んだばかりのはずだが、ピッタリした衣装の下にはしなやかなボディ、ブログで見るよりずっと若い。(メガネを忘れたせいかもしれない)お店はギニアの手作りの洋服やバッグ等を売っている模様…。一組3曲ずつの演奏のようで、弾き語りが終わり、いよいよお目当ての『KONKOBA』登場。夏子さんを含む4人編成。夏子さんの旦那さん、ママディ・コナテ(ジェンベ)、あとの二人は日本人の若者(多分)ひとりはジェンベ、もう一人は3つの太鼓をバチでたたいていた。初めて聴くジェンベは、とても乾いた音がし、太鼓の端っこの方をたたいているのが印象的。手の皮は相当厚いだろうと思われた。ママディは、シャイでかわいい人、西アフリカ、ギニア共和国、サンバララ村出身で、世界的に有名なジェンベ伝道師ファマドゥ・コナテを伯父に持つ、伝統音楽一家に生まれた方だ。夏子さんは、ギニアの国立舞踊団でも修行していたそうだ。常に激しいリズムに身をゆだねている二人は、贅肉の取り付く島もないのだろう。夏子さんは歌も歌う。さすが、腹筋を鍛えているせいか、声も良く出る。2曲目では、日本の笛…何かの横笛の奏者とコラボ。(3曲目では細いバチでパーカッションを叩いて参加)3曲目では夏子さんが器のようなもの(木でできている)を持ち出したので、これを持って踊るのかと思いきや、投げ銭を入れるための器であった。100円くらい入れて帰ろうと思ったが、「できれば軽いお金がいいが、重くても大丈夫、家まで引きずって帰るから…」と言われ、曲中、それを持って客の間を回りだしたので、逃げてしまった。(我が家の家計ではそれ以上出せない、100円は最大の賛辞)投げ銭とは、ギターケースや帽子、空き缶などを置いて、有志の人が入れるものと思っていた。しかし、後で考えたのだが、彼女は、持ち帰るのが重いから、軽いものを所望していたのだ。次回からは、1ドル札を用意しておこう…!
明日、2013年9月28日(土)にも、「かなでるパーク」というイベントがある。『KONKOBA』は16:00~、沖縄市パークアヴェニュー“プレイヤーズカフェ”前にて。無料(多分投げ銭スタイル)
夏子さんのブログ 踊る!!アフリカ!!africandance.ti-da.net/
かなでるパークhttp://kanaderupark.com/artist_8.html
写真はドリームタウンからhttp://dreamgarden.ti-da.net/