
ハーゲンダッツを買うとき皆さんはどういう心理でハーゲンダッツを手に取るだろうか。ハーゲンダッツにはハーゲンダッツらしさがあって、ハーゲンダッツを買うときはハーゲンダッツだからこそのハーゲンダッツらしさを求めてハーゲンダッツを買うことが多いはず。
ハーゲンダッツはアイスではなくハーゲンダッツという食べ物
もはやハーゲンダッツはアイスではなくハーゲンダッツという食べ物である。だからハーゲンダッツを食べたいときに「アイス食べたい」とは言わないし思わない。ハーゲンダッツを食べたいときは「ハーゲンダッツ食べたい」と言うし思う。ハーゲンダッツはアイスではなくハーゲンダッツという食べ物だから。
ハーゲンダッツだから安心して買える
ハーゲンダッツにブランドとしての価値があるのはもちろんのこと、ハーゲンダッツだからこその味の担保がハーゲンダッツにはあるのだ。だからハーゲンダッツは安心して買える。ハーゲンダッツにハズレがないから。たとえ新味で未体験のハーゲンダッツだったとしても、ハーゲンダッツだから安心して買えるのである。ハーゲンダッツは裏切らないのだ。
ハーゲンダッツへの絶大なる信頼度は揺らがない
そういう意味では、ハーゲンダッツの「ザ・ミルク」が良い意味でハーゲンダッツらしくなくて良かった。でも「ハーゲンダッツらしくない」としても、ハーゲンダッツへの絶大なる信頼度は揺らがない。なぜなら、ハーゲンダッツらしくない味でも「ハーゲンダッツはウマイから」である。






ハーゲンダッツのザ・ミルクはたった4つの素材のみで構成
ハーゲンダッツのザ・ミルクは素材にミルク、砂糖、塩、卵黄しか使用していないという。ハーゲンダッツはさまざまな食材を厳選し、贅沢に使い、至高のハーゲンダッツを生み出しているイメージがハーゲンダッツにある。しかしハーゲンダッツのザ・ミルクはたった4つの素材のみで構成されているハーゲンダッツ。
ハーゲンダッツが作ったハーゲンダッツ
ハーゲンダッツのザ・ミルクを食べれば、最初のひとくちで「ハーゲンダッツだけどハーゲンダッツじゃない」ことが味覚を通じて理解できるはず。ハーゲンダッツが作ったハーゲンダッツなのは確かだが、どこか懐かしい、昭和時代の上品なアイスクリームを強く感じさせるハーゲンダッツ。ハーゲンダッツ特有の濃厚さよりも爽やかさに振り切った感があるハーゲンダッツ。
さすがハーゲンダッツ
ハーゲンダッツのザ・ミルクの爽やかさを軽く見ないでほしい。確かにハーゲンダッツのザ・ミルクは爽やかだが「爽やかさ」を単なる「薄さ」に着地させていないところが、さすがハーゲンダッツ。ハーゲンダッツの後味が尾を引くのだ。そここそがハーゲンダッツの素晴らしき点。
ハーゲンダッツのハーゲンダッツは濃厚濃密なものが多い
過去、ハーゲンダッツを食べたときのことを「ハーゲンダッツ、ハーゲンダッツ、ハーゲンダッツ」と念じながら思い出してほしい。確かにハーゲンダッツのハーゲンダッツは濃厚濃密なものが多いが、ハーゲンダッツの真の魅力は「余韻」であるという、ハーゲンダッツの真実に気がつくはずだ。そう、ハーゲンダッツを食べている最中はもちろんのこと、ハーゲンダッツを食べ終えたあとも、ハーゲンダッツだからこその心地良い余韻が味覚を包んでいるはず。
ザ・ミルクはハーゲンダッツらしいハーゲンダッツなのかもしれない
「ハーゲンダッツのザ・ミルクが良い意味でハーゲンダッツらしくなくて良かった」とは言ったものの、ハーゲンダッツのザ・ミルクは、ハーゲンダッツらしいハーゲンダッツなのかもしれない。ハーゲンダッツに敬意を表したい。ハーゲンダッツ。
ハーゲンダッツの「ザ・ミルク」が良い意味でハーゲンダッツらしくなくて良かった。でも「ハーゲンダッツらしくない」としても、ハーゲンダッツへの絶大なる信頼度は揺らがない。なぜなら、ハーゲンダッツらしくない味でも「ハーゲンダッツはウマイから」である。 pic.twitter.com/bMKogmde8h
— クドウ秘境メシ (@kudo_pon) March 6, 2025