サンシャイン水族館で特別展「もうどく展 極」 地球上で人間と共存する生き物たちの多様性を「毒」というテーマで学ぶ

  by ときたたかし  Tags :  

サンシャイン水族館(東京・池袋)では、生き物たちの「毒」をテーマにした大人気シリーズの最終章「毒毒毒毒毒毒毒毒毒展 極(もうどく展 きわみ)」を開催しています(24日(日)まで)。同シリーズは、2014年から過去3回開催。累計約65万人を動員しました。

同展では、約30種類の毒生物たちを毒の種類・成分や特徴、毒をもつ部位などのパネル解説を設置。サンシャイン水族館オリジナルで設定した毒レベルや遭遇度と併せて展示しています。展示生物は魚類にとどまらず、両生類や昆虫類、植物など様々な毒生物たちが登場。

また新たに「毒を利用する」をテーマに『実は奥深い「毒」の世界』を紹介。一般的に「毒」は生命や健康に害を及ぼす化学物質のことを指すそうですが、生き物たちは身を守るためやエサを取るために体内に毒をもち利用しています。“毒を授ける”“毒を盗む”といった生き物たちの毒を巡るエピソードを紹介。この地球上で人間と共存する生き物たちの多様性を、「毒」というテーマから学ぶことができます。

「サソリモドキの刺激臭体験ボックス」は、サソリモドキの分泌液の分析結果からにおいを再現調香した「サソリモドキの刺激臭」を体感することができます。世界三大奇虫のサソリモドキの仲間は外敵から身を守るため、肛門付近から毒液を噴出。この毒液は、外敵にダメージを与えるほどの強烈な刺激臭です。※においの強さは展示用に調整してあります(協力:プロモツール株式会社)。

また。来場の記念になる「もうどく展 極」オリジナルの商品もあります。写真は「もうどく展 極 消臭ビーズ」(1,650円)。

グルメコラボも実施。特別展開催期間中、専門店街アルパ3階にあるビュッフェレストラン「BUFFET&GRILL CHEF’S GOODIES」では、「もうどく展 極」の展示生物にちなんだスペシャルメニューが登場。営業時間:11:00~22:00(L.O.21:30)※最終入店 21:00(最新の営業時間や価格、実施状況などは公式サイトなどを参考に)

ときたたかし

映画とディズニー・パークスが専門のフリーライター。「映画生活(現:ぴあ映画生活)」の初代編集長を経て、現在は年間延べ250人ほどの俳優・監督へのインタビューと、世界のディズニーリゾートを追いかける日々。主な出演作として故・水野晴郎氏がライフワークとしていた反戦娯楽作『シベリア超特急5』(05)(本人役、“大滝功”名義でクレジット)、『トランスフォーマー/リベンジ』(09)(特典映像「ベイさんとの1日」)など。instagram→@takashi.tokita_tokyo