糸島の入り口となる駅「筑前前原駅」。そんな筑前前原の人々が昔から愛してやまない「角屋食堂」に行ってきた!
昔ながらの雰囲気と温かさが魅力
角屋食堂は創業100年越えの老舗食堂。扉を開ければ、まるでタイムスリップをしたかのように、歴史の積み重なった雰囲気にブワッと包まれる。
▲角屋食堂。
▲角屋食堂正面。
漫画やドラマに出てきそうな昔からの「the定食屋」といった雰囲気で、初めて行ったのにもかかわらず、何となく懐かしさを覚えた。
入ってすぐ「一人でいいとね」と、お店のお母さんがやさしく迎え入れてくれた。
雨の日に伺い、少し体が冷えていたのだが、その一言で心があったかくなる。糸島の方言も心地よい。
▲店内は広めで、地元糸島の食材をふんだんに使ったいろんな種類のメニューが盛りだくさん。
▲漫画も置いてあった。
▲今回は、表紙の顔にもなっているポークチャップ定食を注文! 営業時間の“だいたい”が良い。島時間が流れている。
興奮の嵐!
注文して少し待っていると、遠くから肉の焼ける音。多分あれは筆者のポークチャップが放つ音。ワクワクが止まらない。
そして、だんだんと音が近づいてくる! 「ジュー」「ジュー!」
▲ジューーーーーーっっ!!!
「主役は俺だ」といわんばかりの存在感と湯気を放って登場。お盆から鉄板はみ出しちゃってるし!
見たらわかる、うまいやつやん!!
まず、みそ汁を一口。雨で少し冷えた体にしみわたる~。個人的に、みそ汁に大根を入れる方とは気が合うと勝手に思っているので、ここのおばちゃんとも味の好みが合う気がする。
そしてやっと! ポークチャップを一口!うまい~~。
豚肉は柔らかく、脂身は少ないのに身がプリッとしていて食べやすい。ケチャップと胡椒が効いていて、素朴な味、なんだか懐かしい味に心も体もあったかくなる。箸が止まりません。
▲そしてポークチャップをめくるとナポリタンがっ! なんというサプライズ。
ポークケチャップの間に、甘めの味付けのナポリタンをほおばる幸せよ。ナポリタンの麵が、鉄板で焼かれてカリッとなったところが私のお気に入り。
ポテトも小鉢もついていて、始めから終わりまで全く飽きることなく幸せな気持ちで完食した。美味しかった~~~。
食後に頼んだクリームあんみつは、かなり、かなりボリューミー。それでも、意外とさっぱりしていてパクパク食べちゃうのである。
あんこは粒あん。甘さ控えめでドストライクであった。
雰囲気、味、ボリュームすべてひっくるめて、最高!!!
皆さんも、糸島に来たら是非1度入ってみるべし。
▲〒819-1116
福岡県糸島市前原中央3丁目20-1 角屋食堂
営業時間:だいたい10時〜16時(水日定休)