西谷史先生といえば、もはや神話ともいえる小説『デジタル・デビル・ストーリー 女神転生』の著者として絶大な支持を得ている人物だ。
西谷史先生「良い人 悪い人というのは……」
その西谷史先生が、人間関係について自身の公式Xでツイートし、注目を集めつつある。西谷史先生によると「良い人、悪い人というのは、誰にとってそうなのか、がすべて」だという。
<西谷史先生のXツイート>
「良い人、悪い人というのは、誰にとってそうなのか、がすべてだと思います。たとえば、Bさんが「あの人は良い人だ。この人は悪い人だ」といったら、できるだけ悪い人に近づくように努力します、なぜなら、Bさんにとって悪い人は、私にとって意見のあう人である確率が高いからです」
「一方、Aさんが「あの人は良い人だ。この人は悪い人だ」といったら、そのまま自分のことと受け止め、できるだけ、悪い人には近づかないようにします。なぜなら、Aさんにとって悪い人は、私にとっても悪い人である確率が高いからです。これは実利とは関係なく、意見があうか、あわないかの問題です」
良い人、悪い人というのは、誰にとってそうなのか、がすべてだと思います。
たとえば、Bさんが「あの人は良い人だ。この人は悪い人だ」といったら、できるだけ悪い人に近づくように努力します、なぜなら、Bさんにとって悪い人は、私にとって意見のあう人である確率が高いからです。 pic.twitter.com/SyMGl1Hm0d— Aya Nishitani 西谷史 (@ayanakajima3) October 29, 2024
一方、Aさんが「あの人は良い人だ。この人は悪い人だ」といったら、そのまま自分のことと受け止め、できるだけ、悪い人には近づかないようにします。なぜなら、Aさんにとって悪い人は、私にとっても悪い人である確率が高いからです。これは実利とは関係なく、意見があうか、あわないかの問題です。
— Aya Nishitani 西谷史 (@ayanakajima3) October 29, 2024
意見があうかあわないかの問題
誰にとって、誰が、どのような関係性の人なのか。誰がどのような人格の人で、誰にとって悪で、誰にとって善なのか、深い。
西谷史先生の「実利とは関係なく、意見があうか、あわないかの問題」という言葉に深さと真理を感じる人は多いのではないだろうか。
※記事画像はフリー素材サイト『写真AC』より