人気の博多ラーメン店・でぶちゃん店主が「価値と適正価格」について語る

唯一無二のウマすぎる博多ラーメンの店として知られる『でぶちゃん 高田馬場本店』(東京都新宿区高田馬場2-13-6)。そのおいしさを多くの人たちが認めており、連日、たくさんのお客さんが訪れる。

でぶちゃん甲斐康太シェフ「価値と適正価格」について語る

その『でぶちゃん 高田馬場本店』の店主として、職人として絶大な支持を得ている甲斐康太シェフ。

最近はポーランドでも期間限定でラーメン店を営業するなど、まさにグローバルな展開をしている人物だが、その甲斐シェフが「価値と適正価格」についてXで語り、大きな注目を集めている。

「企業努力とは何か。消費者に可能な限り安く商品を提供する事だけが企業努力ではない。適正価格以上でも必要だと思ってもらえる商品を作り続けることも企業努力である。私は仕入れ業者に安くしてくれと頼んだことはない。高くなければいい。我々は売る力があるから。ラーメン一杯1,100円ってお得だよね」

「適正価格以上がぼったくりだという 信じられない意見が来たので せっかくなので補足しておきます。需給バランスが崩壊した場合 例えば需要に対して供給が追いつかない場合には売価を上げる事で需要を減らしてコントロールすることができます。これで密接した関係の「価値と適正価格」の関係性に正当な矛盾を与えることが出来る。これはぼったくりではなくデマンドコントロールと言います」






「適正価格以上でも必要だと思ってもらえる商品を作り続けることも企業努力」

「消費者に可能な限り安く商品を提供する事だけが企業努力ではない」と語る甲斐シェフ。さらに「適正価格以上でも必要だと思ってもらえる商品を作り続けることも企業努力」ともツイート。

満足して喜んで支払っている客がいる以上、そこに価値がある

実際に『でぶちゃん 高田馬場本店』でラーメンを食べればわかるが、企業努力によって、客が高い価値を感じるラーメンをクリエイトしているのは間違いない。現に客は満足し、ラーメン1杯に1000円以上の支払いをしている。

満足し、喜んで支払っている客がいる以上、そこに価値があるのだ。……と筆者は考えるが、皆さんはどうお考えだろうか。




※記事画像は甲斐康太シェフの公式Xツイートより引用

酸素と砂糖水と樹液が大好物 https://twitter.com/kudo_pon

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