唯一無二のウマすぎる博多ラーメンの店として知られる『でぶちゃん 高田馬場本店』(東京都新宿区高田馬場2-13-6)。そのおいしさを多くの人たちが認めており、連日、たくさんのお客さんが訪れる。
でぶちゃん甲斐康太シェフ「価値と適正価格」について語る
その『でぶちゃん 高田馬場本店』の店主として、職人として絶大な支持を得ている甲斐康太シェフ。
最近はポーランドでも期間限定でラーメン店を営業するなど、まさにグローバルな展開をしている人物だが、その甲斐シェフが「価値と適正価格」についてXで語り、大きな注目を集めている。
「企業努力とは何か。消費者に可能な限り安く商品を提供する事だけが企業努力ではない。適正価格以上でも必要だと思ってもらえる商品を作り続けることも企業努力である。私は仕入れ業者に安くしてくれと頼んだことはない。高くなければいい。我々は売る力があるから。ラーメン一杯1,100円ってお得だよね」
「適正価格以上がぼったくりだという 信じられない意見が来たので せっかくなので補足しておきます。需給バランスが崩壊した場合 例えば需要に対して供給が追いつかない場合には売価を上げる事で需要を減らしてコントロールすることができます。これで密接した関係の「価値と適正価格」の関係性に正当な矛盾を与えることが出来る。これはぼったくりではなくデマンドコントロールと言います」
企業努力とは何か。
消費者に可能な限り安く商品を提供する事だけが企業努力ではない。
適正価格以上でも必要だと思ってもらえる商品を作り続けることも企業努力である。
私は仕入れ業者に安くしてくれと頼んだことはない。
高くなければいい。
我々は売る力があるから。… pic.twitter.com/FpLLf3IIWy— 博多ラーメンでぶちゃん・甲斐康太 (@DevchanRamen) October 4, 2024
適正価格以上がぼったくりだという
信じられない意見が来たので
せっかくなので補足しておきます。
需給バランスが崩壊した場合
例えば需要に対して供給が追いつかない場合には売価を上げる事で需要を減らしてコントロールすることができます。… https://t.co/TCzgQ1qGAp— 博多ラーメンでぶちゃん・甲斐康太 (@DevchanRamen) October 5, 2024
2000円だったとしても
庶民の食べ物だと思うんですよね。それと大前提に
・来店する
・オーダーする
・食事をする全てお客様が自ら選択して行動している事。
こちら側から
お願いして食べてもらってはいない。なのに後から「高い」は
後出しジャンケンにもほどがある。… https://t.co/qPougOSJi1— 博多ラーメンでぶちゃん・甲斐康太 (@DevchanRamen) September 21, 2024
おはようモーニング。
ポーランド、クラクフは朝9時。
これから仕込み指導へ向かいます。日本の当たり前は当たり前じゃない。
日本から出ると凝り固まりった思考を
キャンセルできる。
不自由から脱却できるのだ。アウェイに身を置くことの大切さは
アウェイに身を置かないと分からない。… pic.twitter.com/Pobapdio07— 博多ラーメンでぶちゃん・甲斐康太 (@DevchanRamen) September 18, 2024
犬も並ぶ旨さ pic.twitter.com/jpg6OcSSkB
— 博多ラーメンでぶちゃん・甲斐康太 (@DevchanRamen) September 19, 2024
子どもにも大人気 pic.twitter.com/tx1cjlX84e
— 博多ラーメンでぶちゃん・甲斐康太 (@DevchanRamen) September 20, 2024
「適正価格以上でも必要だと思ってもらえる商品を作り続けることも企業努力」
「消費者に可能な限り安く商品を提供する事だけが企業努力ではない」と語る甲斐シェフ。さらに「適正価格以上でも必要だと思ってもらえる商品を作り続けることも企業努力」ともツイート。
満足して喜んで支払っている客がいる以上、そこに価値がある
実際に『でぶちゃん 高田馬場本店』でラーメンを食べればわかるが、企業努力によって、客が高い価値を感じるラーメンをクリエイトしているのは間違いない。現に客は満足し、ラーメン1杯に1000円以上の支払いをしている。
満足し、喜んで支払っている客がいる以上、そこに価値があるのだ。……と筆者は考えるが、皆さんはどうお考えだろうか。
※記事画像は甲斐康太シェフの公式Xツイートより引用