濃厚こってりなスープが大人気のラーメンチェーン「天下一品」。麺にどっぷりと絡む鶏白湯ベースの濃厚スープ。ほんと唯一無二の美味しさですよね。
その天下一品の冷凍麺が、冷凍食品メーカーの「キンレイ」から全国発売となりました。
ローソンで発売されていた →それとは別物!
「えっ、なんだ今さら?」と思う人もいるかもしれません。実はローソン限定で天下一品の冷凍麺が発売中なんですよね。しかもメーカーは同じキンレイ。
こちらは袋のままレンチン一発で作れてめちゃくちゃ便利。しかもかなり再現度が高い感じに仕上がり、抜群にウマい。冷凍食品ってすげえなあと驚いちゃいます。
こちらがそのまま全国発売になり、そのへんのスーパーなどでも買えるようになるってだけでも嬉しいものですが、このたび新発売となった「お水がいらない 天下一品」は調理法が変わり、さらに格段に進化を果たしたのです。
ストレートスープで麺を煮込む
袋を開けてみると中には麺とスープが一体になって凍った円盤のような物体が登場。こちらをそのまま鍋に入れて加熱をすることで調理をするというわけですな。
なので、レンチン一発で作れるローソン版よりは手間がかかることは間違いありません。まずは弱火でじっくり凍ったスープを溶かし、少しずつ火力を強めていきます。
すると最終的にはスープがグツグツと煮立ち、そのまま麺を溶かしてほぐれた時点で完成となるわけですが、この煮立たせるという工程が絶妙なんですよね。スープが少し煮詰まることで、あのこってり感がより強調されていくのです。
スープが麺にどっぷり絡むこってり感までをも再現
だいたい調理時間は10分くらいでしょうか。こちらが完成形。麺とスープのほかには煮豚、メンマ、ネギが入ってます。
ああ~……もうなんというか、言葉なんていらないですね。写真を見てたらお腹がぐうぐう鳴り始めました。あまりにも完璧すぎて。麺に絡む濃厚スープ。ああもう、なんたる飯テロか!
もちろん本物の天下一品と食べ比べたら違いがすぐわかるかとは思いますよ。でもそれを模倣したラーメンとしては申し分なさすぎ。完璧すぎるものまね芸人。店で食べる天一がタモリさんなら、キンレイのこれはコージー冨田さんってところじゃないでしょうか。
物足りなさがあるとすれば具の少なさくらいですかね。でもそんなのは自分で足しちゃえば問題なし。煮卵とメンマと大量のネギを入れたら完璧に整いました。自宅の冷凍庫に潜ませておいて、食べたいときにこんなにも天一に近いラーメンを食べられる。こんな幸せあるでしょうか。
発売は2024年5月だったのですが、これまでは生産がなかなか追いつかなかったそうで、スーパーで見かけることも少なかったかも。今後はもう大丈夫らしいです。よかった。これからも家に常備しておくぞ!