レトロゲーム秘密基地が火災で全焼 / 店主「本当に本当にごめんなさい」→多くの応援の声「謝らないで」

  by クドウ秘境メシ  Tags :  

懐かしいゲームを楽しむことができる『レトロゲーム秘密基地』(青森県十和田市稲生町14ー43)が、突如として火災に巻き込まれ、全焼状態になったニュースは、多くの人たちを驚かせたとともに、悲しみの声が多数インターネット上に書きこまれた。

お店と大切なゲームの数々を失った店主の悲しみは計り知れない

『レトロゲーム秘密基地』は移転したばかりとのことで、これから新たなスタートという時点での火災だったようである。店主が火災に巻き込まれることがなかったことが、何よりも幸いといえる。しかし、突然お店と大切なゲームの数々を失った店主の悲しみは計り知れない。

<レトロゲーム秘密基地のXツイート>

「火災発生から半日かけてようやく鎮火。最初の筐体を入手してから約10年かけて作ってきたものが、ものの数時間で全て失くなりました。資金が無くなりかけたり、お客さんが来なかったりしても何とか乗り越えてきましたが、こんな終わりになるとは想像もしませんでした」

「火災発生直後に駆けつけて服や日用品を買ってくれたり、当面の生活資金を渡してくれた常連さん、住む場所を提供して下さった地元の知り合いの方、本当にありがたく思います。そして連休を楽しみにして下さった方、GWなど今後来店を予定していた方々には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」

「本日、近隣から火災が発生、屋根を伝って炎症して、当店にも燃え移りました。当店もほぼ全焼、機材の安否は不明、もうこの場所での営業は出来ないかと思います」






かなりマニアックな店舗だったと思われる

青森県十和田市という地でレトロゲーム系のゲームセンターを運営していたわけで、かなりマニアックな店舗だったと思われる。貴重であり希少なゲームセンターが無くなってしまったことは、ゲーム業界にとっても大きな損失といえる。とはいえ、巻き込まれた火災であり、避けようはなかったとも言えそう。

ゲームファンや地域住民も悲しいだろうが……

さらに、店主のツイートから、その優しく思いやりのある人柄が伝わってくるとともに、ゲームに対する愛情も感じられる。ゲームファンや地域住民も悲しいだろうが、その店主の悲しみは、私たちには理解できないほど深いに違いない。

<レトロゲーム秘密基地のXツイート>

「旧店舗時代からゲーム基板を預けてくれた常連さん、遠方から貴重な基板を寄贈して下さった方、その他、大切にしていたゲームソフトや沢山のグッズを持ってきて頂いた皆さん。何も守れませんでした。本当に、本当に、ごめんなさい」

「>普通のゲーセンでは収入源であるはずのUFOキャッチャーも当店では一度も稼働できず、時々若いカップルや家族連れの方が遊びたそうにしていたのを見ていたので、何か景品入れて動かしてあげたかったですね。本当にごめんなさい」



複数の人たちから「謝らないで」

現在、多くの人たちから店主に対して励ましと応援の声が送られ続けている。店主はツイートで「本当に、本当に、ごめんなさい」「本当にごめんなさい」と謝罪を繰り返しているが、いちばんつらいのは店主であることを誰もが知っている。

それゆえ複数の人たちから「謝らないで」との声が出ており、店主を励ましている。


※冒頭イメージ画像はフリー素材サイト『写真AC』より

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