電気卓上鍋でお店の味を!プロ仕様の鍋料理や面倒な串揚げも簡単に楽しめる

  by 古川 智規  Tags :  

寒い冬には鍋料理が定番だ。そしてあ酒のあてにもご飯のおかずにも、家庭では若干面倒な串揚げも簡単に楽しめる電気鍋を使用してみた。鍋料理には出汁どりも味付けも不要なストレートだしを使用して、なるべく簡単に美味しくできるようにした。

まずは定番の鍋料理。ミツカンのストレート鍋つゆは、鍋に具材とスープを入れて煮込むだけの簡単さ。多くの種類があるので、好みの食べたいものを用意すればよいが、記者は「札幌味噌拉麺専門店けやき監修 札幌味噌鍋つゆ」にした。

使用した電気鍋はピーコック魔法瓶製のテーブルフライヤーだ。文字通りフライヤーなので、本来の使用方法は次項で試すが、メーカーに鍋料理でも使用可能なことを確認している。どちらが先でも構わないが、鍋そのものが小さいと感じたので念のために具材から先に入れて後でストレートだしをいれた。確かに口は狭いように感じるが、もとがフライヤーなので深さがある。よってかなりの具材を入れて、スープを一袋全部入れても余裕がある。狭いテーブルでも十分に楽しめるようなコンパクトさでいて中が深い鍋なのがありがたい。

鍋を煮込んでいくと、ラーメンの名店「札幌味噌拉麺専門店けやき」監修の「札幌味噌ラーメン」の味わいを再現した鍋つゆなので、香りがもう味噌ラーメンだ。中身はじっくり煮込んだ豚骨と鶏がらスープに、2種類の味噌をバランスよくブレンドし、鶏油の香ばしい風味と野菜の甘味を加えたコク深い味わいだ。レシピにはシメはラーメンと書かれていたが、翌日にごはんを入れて雑炊とした。濃い味で具材の出汁も加わった味噌雑炊は寒い冬の温かい食事としてホッとさせてくれた。

続いて串揚げだ。油をおよそ1リットルいれてスイッチオン。ホットプレートと同様の温度調節だが、ある程度は自動で制御してくれるようだ。記者は天ぷら油8に対してごま油2のブレンドとした。

材料はスーパーで売っている最初から串を打った出来合いのものでも構わないが、付属で金属製の串が付いている。こちらを使用したほうが具材や串が浮いてこないので便利かもしれない。その場合は具材を小さな塊にしておいて、食べる人がめいめい串に突き刺して少しずつ揚げていくとよい感じになる。チーズフォンデュに似た姿で揚げるということだ。

揚がり具材は食べる人の好みでよいが、野菜でも肉でもカラッと揚がるので楽しみ方は自由だ。

意外にも揚がるのに時間はかからないので、あまり時間でミニサイズのアメリカンドックを揚げておくと、夜食やおやつ、ちょっとした間食にレンチンで食べることができ便利だ。もちろん、からあげや天ぷらもできるので、案外マルチな使い方ができるフライヤーだ。

鍋料理は簡単だが、下ごしらえやスープの用意が面倒だし、串揚げは家庭でやることはあまり考えないものだ。具材とスープ、または具材と油さえ用意すれば食卓で簡単に鍋料理や串揚げが楽しめるので、このような便利・時短アイテムを活用してプロの味をいつでも家庭で楽しんでみてはいかがだろうか。

※写真はすべて記者撮影
(商品提供:ミツカン)

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