他国では戦争が続き、国内では政治への不信がクローズアップされた2023年。
同時に、スポーツ界や将棋界など、個人が活躍する場では明るいニュースも聞かれました。
では、2024年はどんな年になるのでしょうか?
2024年の運勢を、タロットカードと数秘術で占ってみました。
2024年の全体的な運勢
2024年の社会全体のキイワードとなるのは、“組織”、“権威”、そして“欲望”です。
大きな組織や権威ある立場の人が、欲望に走った結果による社会のよどみが、明るみになっていくようです。
ただ、それは悪い膿みを出すことでもあり、痛みを伴いながらも、今後の社会全体のために必要な過程となるでしょう。
暗い話ばかりではありません。
国をまたいだ交流などでは、日本文化の価値が一層の高まりを見せ、評価される場面が増える兆し。
また、団体スポーツなどのチームワークがかなめとされる分野での明るいニュースも期待できるでしょう。
ニューフェイスの活躍もありそうですが、ビッグネームの方の再評価や、活躍といったことが話題となりそうです。
生まれ月 運勢ランキング
では、そんな社会で自分はどんな一年を送るのだろうと気になりますよね。
続いて、生まれ月による運勢ランキングです。
1位:4月生まれ
4月生まれの人にとって、2024年は『交流や活躍の場を広げていく』年になるでしょう。
そのために、合わない人との人間関係の悩みや葛藤も生まれるでしょう。しかし、それを経たうえで自分のなかに、ブレない指針のようなものを築いていける年になります。
これまでと違った人間関係、環境に身を置くことで、気付くことや学ぶことが増え、自分の価値観にしっかりした根拠や自信が芽生えることになるのです。
大切なのは、たとえ自分にとって不利な状況だったり受け入れがたい考えであっても、出来るだけ公平な目で物事を見るようにすること。偏った見方はバランスが悪く、一方からの攻撃にもろい面があります。揺るがない土台を築くためにも、フラットな目線を心掛けましょう。
2位:8月生まれ
8月生まれの人にとって、2024年は『無理をしなくてもそこそこ良い運に恵まれる』年になるでしょう。
逆に、多少の無理を必要とするような思い切った挑戦や、人生の転機などは、翌年以降に見送ったほうが良さそうです。
2024年は、「あせらない、のんびり、ゆっくり」するように意識しましょう。ともすれば、白黒はっきりつけたい傾向にある8月生まれの人にとって、結論を急がないというのは難しく感じるかもしれませんが、この機会にそうしたスキルを身につけることで、この先の人生がより豊かに、生きやすくなりそうです。
また、迷いや悩みが生じたときは、賑やかな場からは離れ、ひとりになる時間を持ち、瞑想したり自分の内面と向き合うよう心掛けると良いでしょう。
3位:11月生まれ
11月生まれの人にとって、2024年は『新しい扉を開いて飛び込んでみる』一年になりそうです。
11月生まれの人は“守り”に入りやすい傾向がありますが、2024年はそうした自分から脱皮して攻めの姿勢に入ることで、運気アップしそうです。これまでのやり方を変えてみるなど、新しいことへの挑戦は、どんどんしていくと良いでしょう。
最初から最上の結果を求めるのではなく、試行錯誤を繰り返していくことが肝要です。
また、2024年は多角的に物事を見ることも大切。11月生まれの人は、集中力があるぶん頑固だったり視野が狭くなったりしがちですが、俯瞰して検証したり、様々な意見に触れたりを意識的に行うことで、より見識が広がり良い成果が得られるでしょう。
4位:7月生まれ
7月生まれの人にとって、2024年は『人と協力し合って乗り越える』一年になりそうです。
乗り越えるというと、なんだかしんどそうですが、楽しいことも大変なことも、どちらも周囲の人と協力することが鍵となるでしょう。
また、「この人とは長い付き合いになる」と感じるような良い出会いもありそうです。
2024年は、7月生まれの人は、頑張ったぶんだけ見返りも相応に得られるときでもあります。逆に、手を抜いたらそれ相応の評価しか得られませんし、何もしなければ何も得られない年でもあるということです。
前向きにとらえ、チャレンジングかつアグレッシブな一年にしていくと良いかもしれません。
5位:10月生まれ
10月生まれの人にとって、2024年は『守りに入ってなんぼ』の年になるでしょう。
これまで“攻め”の姿勢で物事にあたってうまくいっていた人も、2024年はそうもいかなくなりそうです。チャレンジングな新規の方法と、オーソドックスな既存の方法の二択を迫られたら、後者を選び取るような守りの姿勢が、2024年には求められてきます。
危ない橋は、たとえその向こうに大きな成功が見えたとしても、避けて通ったほうが良いでしょう。また、全体に渡って金銭運に暗雲の兆しが出ているので、無駄遣いは極力ひかえ、質素や倹約を意識したほうが良いかもしれません。
ただし、行き過ぎた節約で、出すべき場面でも惜しむような行動は、人間関係に影響する可能性も。TPOを見極めることが肝要です。
6位:2月生まれ
2月生まれの人にとって、2024年は『何かを始めるために何かを終わらせる』年になるでしょう。
2024年はチャンスが到来する兆しが出ています。やりたかったことへの挑戦権や、欲しかったものが手に入る好機がめぐってくるでしょう。しかし、それを手にするには、いま抱えている何かを手放さなければならないようです。
本当に大切なものまで切り捨てる必要はありません。ただ、何もかもを抱えたままでは両手がふさがって、せっかくのチャンスをつかみそこねてしまうかもしれません。
また、新しいことを始めるにあたっては、失敗や後悔もつきものですが、それ以上に得るものが多い一年になるでしょう。
7位:1月生まれ
1月生まれの人にとって、2024年は『自分との面談』の一年になりそうです。
これまで積み重ねてきたことを振り返り、これからの人生をどう生きるのかを総括する年になります。そのために、自分の内面とじっくり向き合うことが必要になってくるでしょう。
答えは簡単には出ません。目標を持っていた人も、本当にこのまま突き進んでいいのか、迷いが生じ、自分に問いかける一年になります。
大切なのは、現実的な視点で物事を見ること。それがどんなに厳しいものであっても、目をそらさず受け止め、その現実を噛み砕いたうえで自分がどうしたいのか、どうしていくのかを見定めていくことが肝要です。
8位:12月生まれ
12月生まれの人にとって、2024年は『点と点を線で結ぶ』年になるでしょう。
2024年、12月生まれの人は、自分が望む・望まないに関わらず、さまざまな問題や案件に関わることとなりそうです。そのひとつひとつに接点はなくとも、12月生まれの人のなかでそれぞれが結び付いて、解決の糸口になったり新しい気付きが得られたり、そんな一年になるでしょう。
一見、無関係に思えることであっても何か引っかかりを覚えたら流さず無視せず、結び付けて考えてみると良いかもしれません。
また、2024年は大勢の人と賑やかに過ごすよりも、ひとりひとりとじっくり向き合っていく時間を大切にすることが運気アップにつながりそうです。
9位:9月生まれ
9月生まれの人にとって、2024年は『枠組みのなかで最大限の力を発揮する』一年になりそうです。
2024年は、組織やグループといった枠組みの内部、あるいはそこに深く関与する形で活動することが増えるでしょう。複数の人と手を携えることとなるため、思うようにことが運ばなかったり、意思統一が難しかったり、あるいは忍耐を強いられる場面も出てきそうです。
しかし、そのことによって培われる人脈や経験は、9月生まれの人の今後の人生に、大いに役立っていくでしょう。
気を付けなければならないのは、なんでもかんでも器用にこなそうとすると失敗する、ということです。
多くの人と関わるということは、それだけ多くの要望と相対することにもつながりますし、タスクも増えやすくなります。しかし、それらに対して「うまくやってやろう」と気負うと、空回りしてしまう傾向が2024年の9月生まれの人にはあるので、注意しましょう。
10位:3月生まれ
3月生まれの人にとって、2024年は『自分と他人の境界線を引く』ための一年になりそうです。
3月生まれの人の2024年は、自分の価値観や考え方、方法や立ち位置などと、周囲の人とのそれらが噛み合わずに苦労する年になる兆しが出ています。2024年に悩まされることの多くは、そうした“自分を押し出したい気持ち”と“他者を慮る気持ち”のぶつかり合いから起こるでしょう。
ですが、悲観することはありません。必要なのは、自分のなかで他人に「ここまでは譲れる」というボーダーラインをきちんと設けること。一度引いても、何か違うなと思ったら、都度引き直すこと。
そこを曖昧にしたまま、なあなあになってしまったり、押し切られてしまったりするのは避けましょう。現実的な落としどころを見極めることが肝要です。
11位:6月生まれ
6月生まれの人にとって、2024年は『価値観のリセットが生じる』年になるでしょう。
これまで信じてきたものや、当たり前と思ってきたことが、覆る可能性が高まります。そのことによって、新しい学びや気づきが得られるとも言えますが、やはりストレスといった心身への負担は免れないでしょう。
いきなりすべてを受け入れようとするのではなく、すこしずつ飲み込んでいくのが良いかもしれません。また、新たに知ったこと、気付いたことなどをメモしておくなど、記録することによって、自分がどう向き合っていくか、整理しやすくなりそうです。
そのため、2024年の6月生まれの人が心掛けることは、急いで結論を出そうとしないこととなります。ゆっくり慣らしていく、ぐらいのつもりで臨みましょう。
12位:5月生まれ
5月生まれの人にとって、2024年は『今後のための忍耐』の一年になりそうです。
苦労は買ってでもしろ、というのは一概に正しい考え方ではありませんが、苦労した経験が人を成長させることがあるのもまた事実です。
2024年、5月生まれの人は思わぬ試練の年になる兆しが出ています。しかし、それをクリアしたあかつきには、大きな経験値が手に入るでしょう。また、苦難は多くても、同時にそれを支えてくれる、助けてくれる人たちの存在も示唆されており、共に苦難を乗り越えた人脈は、かけがえのない財産となるはずです。
5月生まれの人に、2024年、特に意識してほしいのは、一人で抱え込まないこと。一人でどうにかしようとするほど、ドツボに嵌まる傾向にあるので、信頼のおける周囲と分かち合うことを忘れないようにしましょう。
さいごに
わかりやすいように毎年ランキング形式にしていますが、実際のところ、一年中運気が好調をキープしている人も、低調を維持している人もいません。
なので、ここに書かれていることは、一年のなかの大きな流れの特に目立つ部分だったりします。
最上位だったからといって何もしなければ幸運も発揮されませんし、最下位だからといって何もいいことが起こらないなんてこともないのです。
どうか2024年が、皆様にとって心身ともに健やかで、良い一年になりますよう願っております。