『アメリ』『ムカデ人間』『キラーコンドーム』などを買い付け、日本でヒットさせた映画プロデューサー・叶井俊太郎さんの名前を冠した「第1回 東京国際叶井俊太郎映画祭」が開幕中です。叶井さんはステージ4の末期ガンを公表、連日のようにネットニュースを賑わし、対談書籍「エンドロール!」も大きな話題となっているのはご存じのとおりかと思います。
同映画祭1回目の16日(土)は、マスコミも映画館へ取材に訪れ、叶井さんとタッグを組み『日本以外全部沈没』(06)を制作した河崎実監督も激励に駆けつけたようです。
「末期がんで余命半年」から1年半 叶井俊太郎氏が映画祭登場 河崎実監督「オレがゾフィーだったら命を1個あげたいよ」 https://t.co/tWOJFTxZn7
— 河崎実 (@denace5555) December 16, 2023
本映画祭の初日上映作品は、その盟友とも言える河崎監督と叶井さんのタッグにして最大のヒットとなった『日本以外全部沈没』(06)。
そして叶井さんが手がけた動物パニック映画最大のヒットとなり、「サメの時代は終わった」というコピーも秀逸な『キラーカブトガニ』(23)。
今日明日はヒュートラ渋谷で叶井映画祭!劇場にオレが関わった映画のチラシが! pic.twitter.com/HUp1VXgADl
— 叶井俊太郎 (@shuntarokanai) December 16, 2023
最終日の17日(日)は、叶井さんの代名詞の一作と言っても過言ではない『ムカデ人間』シリーズ(11~15)の中より、『ムカデ人間2』(12)のブルーレイBOXの特典に収録されたカラー版を世界初の劇場上映。
17日(日)後半は、2007年の『屋敷女』公開時は映倫が審査拒否したというショッキングな描写が話題となり、上映中に途中退席者も出たという『屋敷女 ノーカット完全版』(21)という珠玉の4本がラインアップ。
また、各作品とも叶井さんの映画人生を語る上で欠かすことのできない映画評論家・江戸木純さんとのトークを予定しています。叶井さんは映画祭開催について「マジで映画界初! フルネームでの映画祭やってくれるとは! 死ぬ前に伝説作れた!」とコメントしています。
以下会場の「ヒューマントラストシネマ渋谷」の公式サイトになります。
https://ttcg.jp/human_shibuya/movie/1048200.html
【料金】:1,000円均一
※特別興行につき、その他の各種割引料金、株主ご優待券、各種鑑賞券、各種招待券はご利用いただけません。