スギやヒノキによる本格的な花粉症のシーズンに突入しました。
既に全国各地で飛散が始まっており、3月上旬~4月上旬にピークを迎える見通しの為、まだまだ油断できません。
今年は、PM2.5という汚染物質が黄砂と共にやってきている為、今一度花粉症対策の見直しが必要かもしれません。
今回は、花粉症シーズンの洗濯方法について花王が情報を発信していましたので、要約し共有させていただきたいと思います。
花王が首都圏の主婦に花粉症シーズンで一番辛い場面と言う回答で最も多かったのが、洗濯物干しや取り込み、布団の干しや取り込みという事。
室内に花粉を持ち込まない事も花粉症対策の一つでもあり、少しの時間だから窓を開けたまま、早く取り込みたいからそのまま洗濯物を室内に入れる事はNGと言う事!
室内でもっとも花粉が多い部分はどこ?
花粉が室内に侵入してくる場所は、玄関、脱衣場に続き、窓際です。
特に出入りが多いベランダ周辺の窓枠に花粉が多いと言う事です。
普段から、花粉が多い玄関、脱衣所周辺の水拭きをされている方もいらっしゃいますが、ベランダ周辺のサッシの水拭きも有効ですので是非やってください。
洗濯を干す、取り込む際の格好
花王の生活習慣研究センターの方の話によりますと、花粉症シーズン時は洗濯物を干す際、取り込む際は自分自身が花粉にさらされない為に、さらに室内に花粉を入れさせない為にも、外で作業する際には、帽子、メガネ、マスクの着用が必須と言う事です。
その中でも特に帽子は重要で、髪の毛が長い方は、静電気で花粉が付着しやすいと言う事。髪の毛には目に見えないほどの花粉が入り込む為、頭皮の肌荒れの原因にもつながります。
※ポイント
・帽子、メガネ、マスクの着用
・髪が長い方は特に帽子は必須
・花粉が付きにくい衣類で作業する(ナイロン製の衣類など)
(万が一無い場合は花粉を寄せ付けないスプレーを活用する)
花粉時の洗濯方法!
花粉は粘着性物質のため、簡単には落ちない事が特徴です。
花粉時期の洗濯方法のポイントは、一回の洗濯に沢山入れ過ぎない事がポイントです。
例えば、1回に洗う量の目安は容量の8割程度まで。洗剤と一緒に酸素系漂白剤を使うとより洗浄力が高まると言います。酸素系漂白剤入りの洗剤も各メーカから出ているのでチェックして頂きたいです。
>>酸素系漂白剤チェック
干し方にも工夫を!
花王生活者研究センターの方によりますと、「抗菌、防臭仕上げ」効果が期待できる柔軟剤を使う事も有効と言う事。
柔軟剤には静電気の抑制効果がある為、花粉の付着を減らす事に有効です。
※使用方法
洗濯機が全自動式の方の場合は専用投入口に、二槽式の場合はすすぎの最後に入れるのがポイント!
お風呂の残り湯を使う場合!
お風呂のお湯を洗濯に利用される方も今では当たり前となってきていますが、すすぎの際には必ず水道水を利用すること。お風呂の残り湯ですすぎしますと、室内干しでは、生乾きの悪臭の原因になりやすいと言う事です。
布団の干し方!
敷き布団、掛け布団を外干しした際には、手やブラシで表と裏の花粉を十分に払ってから取り込む。そのあと掃除機をゆっくり両面にかける。飛散量の多い日は、日当たりの良い場所を選んで室内干しをするなど、柔軟に行って頂きたいです。
日頃からマメに花粉飛散情報をチェックしましょう!
参考サイト「30歳からは体質改善で花粉症対策」