珈琲館の春の新商品は「苺×ふんわり食感」がテーマだ。甘酸っぱい苺がたっぷりの3商品を発売前に試食したのでレビューする。
3商品はいずれも苺そのものと苺ソース、苺ムースが乗った苺だらけの見た目にも華やかで、見るからに甘酸っぱい、そんな印象を受ける。
「苺のフロスティ~ふんわりムースと共に~」は、ストロベリーソースとバニラアイスがベースのフローズンドリンクだ。スプーンで苺やムースを先に食べてからストローでフローズンドリンクを味わうのか、ムースを混ぜてからさらにまろやかにして食べるのかはお好み次第だが、冷たい分だけ甘さは感じにくいので少し汗ばむ陽気には男性にもおススメしたい。
テイクアウトもできるので、公園でちょっと一息というシチュエーションにもマッチしそうだ。
「苺のシンフォニー」はムース、ソース、バニラアイス、玄米フレーク等が入ったいわゆるパフェだ。もちろん苺も入っているので、フレッシュで甘いパフェに仕上がっている。女性にはこれが第一選択肢だろうか。
「苺のホットケーキ~苺ホイップ&ふんわりムース添え~」は、ごろっと苺が並んだ横にムース・ホイップ・苺ソースが鎮座し、さらにはちみつが付く。これは甘い。甘いが、どこか懐かしいホットケーキはパンケーキとは違う満足感と食べ応えがあるので、昼食としてもおススメできる。
なお、本品にはアイスクリームは使用していないので溶ける心配をせずにゆっくりと時間を気にせずに食べることができるのが特徴だ。同店では分厚い昔ながらのホットケーキは専用の鉄板で店内で焼いているので、それだけでも満足感はある。
ホットケーキをカットして、添えてあるものを全部乗せしてぜい沢に食べるのが良さそうだ。どれも甘いので分厚いホットケーキによくからめて香ばしさと甘さを堪能したい。
なお、甘すぎるのが不安な方は同店の「炭火珈琲」を同時注文することをお勧めしたい。ホットもアイスもあるが、強烈な苦みと炭火で焼いたこれまた強烈な香ばしさがどちらも頂点に達している。炭火珈琲はちょっと他では味わえない、記者イチオシのコーヒーメニューなので覚えておいて損はない。
※写真はすべて記者撮影