ミノ・ピザ ジャパン肉厚でジューシーなビーフパティ、ピザならではのたっぷりチーズを使った「バーガーピザ・クワトロ」を期間限定で発売している。『バーガーピザ・クワトロ』は、みんなが大好きな4種類のバーガーの味を1枚で楽しめる超・新感覚バーガーだ。
実は、発売前に特に選ばれた？メディア限定で試食会が行われていて、記者はその場で食べていた。なんでもハンバーガー好きという基準で選ばれたようだが、かなり秘密が多く事前には何もわかっていなかった。
バーガーの「うまい」と、ピザの「うまい」をひとつに合わせた、一見したらピザなのに、食べてみたらバーガーという究極のフュージョンを堪能できると、現地で初めて明かされた。しかしピザはぴピザ、バーガーはバーガーでそんなものが一緒になるはずがないと思っていたのだが、これがどうして食べた瞬間に「あぁ、ハンバーガーだわー！」となる驚きの味だった。
お一人様用を改めて注文する！
試食発表会では1ピースずつ4ピースを食べただけだがクワトロはさすがにサイズがでかいので、家ではお一人様用のバーガーオールインワンセットを注文した。小ぶりのサイズのピザに好みのサイドメニューを2つ選択してドリンクが付いたものだ。
やはり見た目はピザだ。ただし上のチーズの色がいわゆるチーズバーガーのチーズのように見える。しかしこのチーズも重要なバーガー色を出している要素なのだ。とにかくチーズも肉（パテ）もハンバーガーそのもので、さらに多くのチーズが入っているピザなので、確かにいいとこどりだ。バーガー大好きさんには一度賞味してうなっていただきたい。
ドリアではない！
それでも「ごはんが食べたいんだ！」という要望もあるだろう。それにもきちんと応えていて、バーガーの味をそのままに「ライスボウル」を登場させている。これはドリアではないのか？という論争はかなり多かったようだが、ホワイトソースがないようにも見えるので、ドリアではないという結論だろうか。
とにかくごはんの上にたっぷりのチーズとハンバーガーのような味わいは、ライスバーガーをボリューム満点にした感じだろうか。味わいとしてはこちらの方が若干淡白だが、満腹感は断然高い。
ところで、ハンバーガーと言えばピクルスだが、これも特性のものを別売りで用意しているほかに、よく見るとどちらにも乗っかっていて一緒に焼きあがっている。酸っぱすぎず、焼いてもきゅうりの食感が鮮やかに残り、いいアクセントだ。単品でも注文できるので是非。
これは違反級の組み合わせ！
そして左上のシェイクが今回の問題作だ。バニラのシェイクに生クリームがたっぷり。ここまではよい。上に乗っているピンク色の物体はなんと「ベーコン」。この組み合わせは何とも言い難い忌避感が襲い掛かる。そんな組み合わせは想定外なのだ。
しかし注文したからには食べる。確かにベーコンだ。それも塩味の効いたカリカリベーコンだ。ところが、バニラシェイクと一緒に食べるとあら不思議。甘みが増して何とも奥深い味に変わっていく。これはスイカに塩を振って食べるのと同じ原理だ。
シェイクをストローですすっている間はベーコンと程よい混ざり具合であまり気にならない。
底にたまったベーコン（たまるだけたっぷりとは言っている証拠）は最後に少量のバニラシェイクと一緒にストローの先のスプーンですくって食べることになるが、この段階では完全にベーコンの味なのでまた肉が食べたくなるという罪作りなシェイクだ。
できればピザやライスボウルと一緒に味わったほうが不満が残りにくいという不思議なデザートだ。
これは総合的に注文せねばならないだろう。ヒット商品の予感がする「バーガー」だった。
※写真はすべて記者撮影
