パイン缶の高級ライン?ドールの 『スウィーティオパイナップル ゴールド缶』を食べてみた!

  by 古川 智規  Tags :  

ドールはパイナップル缶としては初の『スウィーティオパイナップル ゴールド缶』を全国で発売した。
スウィーティオパイナップルとは同社が日本人の味覚に合わせて開発した「スウィーティオパイナップル」で、酸味を抑えた豊潤な甘さと香りが特徴とのこと。その「スウィーティオパイナップル」よりも熟成期間を7~10日間長くすることで果皮カラーがさらに黄色くなったものをゴールドとして収穫している。さらに酸味が抜けて甘さが際立ち、味わいも見た目も贅沢なパイナップルというわけだ。

写真左の通常ラインナップ版パイン缶『スウィーティオパイナップルチャンク』では「スウィーティオパイナップル」を使用している。一方で写真右側の『スウィーティオパイナップルゴールド缶』には贅沢に「スウィーティオパイナップル ゴールド」を使用した、さらにリッチなパイン缶とのことだ。
パイン缶自体は珍しいものではなく、それこそ格安で食べることができ保存もきくので家庭のどこかに1缶くらいはあるのではないだろうか。それの高級ラインとはどういった味なのか興味がある。

裏面の表示を見てみると、通常ラインの左側は「シラップづけ」となっておりいつもの甘いシロップに浸ったフルーツ缶であることがわかる。
一方で、本品は果汁づけとなっており、シロップはもちろんのこと砂糖は使用されていない、果実と果汁のみで作られている。この違いは大きいように思える。シロップはデザートに使用する場合は拝借することもあろうが、全部飲むことはまずないだろう。しかし本品は果汁で満たされているので、入っている液体はパイナップルジュースということになる。よって果実入りパイナップルジュースととらえることも可能だ。

小さい缶にはフタとフォークが付いているので、開缶するとすぐに食べることができる。見た目はいつものパイン缶と変わらないが、パイナップルのみずみずしさと一目でわかる柔らかさが特徴だろうか。

いずれのラインもパイナップルはフィリピン産だ。フィリピンといえばバナナを思い出す方も多いだろうが、現地でよく食べられているフルーツはパイナップルとスイカだ。パイナップルは日本にやってくるものとは違い、現地で熟れたものを現地で食べるので酸味はほとんどなく果汁も多く甘さも格別だ。それをそのままの形で缶詰にしたような感じだろうか。フィリピンに行ったことのある方ならば、この味はきっとわかってもらえるはずだ。
産地で食べる美味しいフルーツを長時間保存のきく缶詰にしたことで、手軽に南国の味わいを手に入れることができる。ナタで豪快にカットしたパイナップと思ってほおばっていただきたい。

※写真はすべて記者撮影

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