「ピザハット トリックBOX」は、ピザやサイドのセットをまとめるスリーブがサッカーコートに見立てたテーブルに早変わりするピザ業界初のテーブル可変システムを採用。と、アナウンスされたこのボックスはいったい何が入っていて、どう盛り上げてくれるのだろうか。ワールドカップ開催に合わせてどのように楽しむことができるのか、注文してみた。
届いた三段お重入りのお節料理のごとく届いたボックスには3つのMサイズピザが入っている。そしてお重を包んでいたボックスは展開して組み立てるとサッカーコートのような形の簡易テーブルに早変わりした。
ピザを置く程度の強度は十分に保たれており、説明書き通りに組み立てれば簡単にテーブルが出来上がる。できてみればなるほどと思うのだが、最初に考えた人はすごいと感じる出来栄えであった。
ボックスの中身はサムライ ミートイレブン(新製品)・元祖カズレーザー4・ピザハット・マルゲリータの3種類のピザだ。いずれも人気の中心と新製品の組み合わせで、スタメン(このまま食べ終わるのだが)としては一流どころをそろえている。
このボックスは11月7日~12月18日の限定発売で、まさにサッカー観戦のための特別なメニューと言えるだろう。
ただしMサイズが3つも入っているので、お一人様では食べきるのは難しい。せめて2名ならば翌日の朝食まで持つだろう。時差もあるので深夜に及ぶ観戦の場合は夜食にも向く。
ピザハットのピザは、冷めても比較的大丈夫だが、翌朝に電子レンジで温めても出来立てと大差ない味と風味を保っているのが特徴だ。電子レンジにかけてもパサパサしないので、少人数の場合は夜に注文して翌日の朝食まで確保できることを頭に入れておくと、意外に気軽に注文することができる。
もうしばらくすると年末になり新年を迎え、本物のおせち料理がお重で並ぶだろうが、その前にサッカー観戦で一足早い「お重」を楽しんでみてはいかがだろうか。
※写真はすべて記者撮影