静岡銘菓「こっこ」等を製造・販売するミホミは、静岡のおみやげとして長年愛される「こっこ」の季節限定商品「秋こっこ」を2022年9月9日(金)より販売している。
本商品は季節限定の「モンブランこっこ」に加え、今秋新登場の「ほうじ茶こっこ」、さらに人気No.1の「こっこ」が入った秋バージョンの豪華セット。静岡県民におなじみのキャラクターこっこちゃんが紅葉柄の中から登場するパッケージにもこだわっており、味にも見た目にも季節を存分に感じられる秋にぴったりの新商品だ。
「こっこ」は、南アルプス山系のおいしい水と厳選したたまごを使用して作られた、ふわふわの蒸しケーキにミルククリームが入っている。
ところで、「こっこ」とは何なのだろうか?聞くところによると静岡では知らない人はいないということらしいが、東京に住んでいると知らない方が多いのではないだろうか。静岡銘菓の一つで基本となる「こっこ」の他に、季節によりさまざまな限定フレーバーが出る。お茶や安倍川餅は知っているがこっこは知らなかったので、どんなものなのか食べてみた。
今回の限定パッケージでは、秋の味覚・栗の「モンブランこっこ」と、今秋の新商品「ほうじ茶こっこ」が入った詰合せだ。
「モンブランこっこ」は、生地にもクリームにもマロンペーストをふんだんに使用した栗づくしのこっこで、今秋新発売となる「ほうじ茶こっこ」は、香ばしいほうじ茶の生地にやさしい甘さのミルククリームを合わせた「和」のこっこ。
パッケージはそれぞれのこっこが2つ入った箱が3つ入り、それが大きな化粧箱に入ったものだ。お土産にはぴったりのパッケージだ。
紙に包まれた饅頭のような大きさで、触るとふわふわしている。底を見ると紙越しにクリームが見えるので、なるほどふわふわのケーキ上のものにクリームが包まれているのだろうことはわかる。
開封してみると見た目は饅頭だが、実際にはしっとりとしたスポンジケーキや蒸しパンのような形状だ。
それぞれの「こっこ」はケーキの色・味も中のクリームも各フレーバーに合わせているので、香りと味ですぐにそれとわかる。
限定のモンブランはクリームがもうマロンを主張しているので、ケーキとクリームだけでモンブランを再現している非常に濃い味だ。そしてほうじ茶は、お茶由来の独特の渋みの中にクリームの甘さがあり、若い女性に人気のほうじ茶ラテを彷彿とさせる味わいだ。
静岡の方には常識だろうが、県外の方で静岡を訪れた際には名物の静岡茶とともに限定「こっこ」で秋の静岡をおうちでも堪能してみてはいかがだろうか。
※写真はすべて記者撮影