梅雨が終わりすでに本格的な夏が来ている感じさえする。気温が高いと、家庭内や行楽先でのゴミの腐敗によるニオイが気になるところだ。そこでにおわないゴミ袋を使ってみたのでレビューする。
日本サニパックが販売する消臭ポリ袋niowaina(ニオワイナ)シリーズは、見た目は普通のポリ袋で大きさや厚さは用途に応じて多種類あるので、最適なものを選ぶことができる。手元のゴミを入れ持ち運べる小さなものから、取っ手の付いたゴミ出しに対応する大きなものまで多彩だ。
特に夏の生ごみは厄介だ。生ごみが出た翌日にゴミ収集に出せればよいが、たいていは曜日で決まっているので家庭内で数日は保管しなければならない。また行楽先での汚れものの服や、赤ちゃんのおむつ等、生ごみはないにしても違う種類のニオイ物が発生する。
さて、記者は喫煙者なのでタバコの吸い殻を保管するのに使用してみた。喫煙者でも吸い殻はなかなか強烈なニオイで、最終的には吸い殻だけをゴミ袋に別途入れて捨てることになる。
レジ袋でもゴミ出し用のポリ袋でも、空気は漏れるのでニオイも漏れる。これは生ごみでもおむつでも汗を吸った衣類でも同じことだ。ある程度たまった吸い殻を本品に入れていっぱいになるまで保管してみたところ、なるほどほとんどにおうことなくゴミ出し日まで保管することができた。
同社によると、それでも空気は漏れるので気になる場合は本品を二重にすることでかなり低減させることができるとのことだ。記者の場合は二重にしなくても気にならなかったが、これが閉鎖空間であるバッグやカバンの中にニオイものを一時的に入れておかなければならないのであれば、二重にすることにより無臭になるのだろうと感じた。
ペットを飼っている方には、散歩中の排泄物を入れておくのにも最適だろう。とにかくにおう夏には用途に応じた大きさの本シリーズを手元に置いて、快適な住環境を手に入れたい。
※写真はすべて記者撮影