北朝鮮の駅前で待ち合わせしたのですが、なかなか、いろいろ、ドキドキ体験をしたのでお伝えしたいと思います。
寝台列車で中国・北京から平壌まで
北朝鮮の首都・平壌。その最大の主要駅が平壌駅。中国の北京から寝台列車で平壌まで向かったときのことです。
平壌駅につきました。
平壌駅前で「ガイドと指導員」のふたりと待ち合わせしていたのですが、
いませんでした。
平壌の街をぶらぶらと歩いてよいのか
平壌駅に着いたのは夜。待ち合わせをしたのに、誰もいない。ひとりでホテルに向かうにしても、平壌の街をぶらぶらと歩いてよいのかどうかも不明で、駅をぶらぶらしてふたりを探しました。
ちなみに、私は相手の顔を知りません。あっちは知っていると思う。
大きな段ボール箱を持った乗客が列車から降りていた
筆者が乗ってきた寝台列車には、中国から多くの北朝鮮人たちが乗っていたようで、家族や友人と思われる人たちが出迎えていました。バッグだけでなく、大きな段ボール箱を持った乗客が列車から降りていたので、中国から何かお土産や売り物などを持ってきたのかもしれないです。
平壌駅はとても広く、ここまで広くスペースを生かした駅を私は知りません。周囲には、高級車といっても過言ではない自動車が複数駐車されていたので、富裕層か政府関係者が乗っているのかもしれません。
会えないまま十数分ぶらぶら
日本人である筆者の服装や所持品は、周囲の人たちと文化的に違うデザインや色あいをしているので、目立つと思うのですが、公安や警備員などに飛び止められることはありませんでした。しかし、待ち合わせしたのに会えないまま十数分ぶらぶらしていると、かなり不安になってきます。
……と思ったら、無事、ガイドと指導員と出会うことが出来ました。乗客の多くが駅から去ったので、目立つ筆者を見つけることができたのでしょう。良かった……。