2022年3月29日の高知競馬第8R『第2回カチ上げ杯特別』(ダート1400m)で赤岡修次騎手の2番人気アイメイドイット(6歳・牝)が勝利。ですが、レース後の馬場に一匹のタヌキが現れ、SNSなどネットでも話題となりました。
高知けいば中継 2022/03/29(YouTube)
https://www.youtube.com/watch?v=lRx1HvE4IIc [リンク]
レースを終えた馬たちが1コーナーにさしかかったところに、トコトコと歩いてきたタヌキが立ち止まった様子は、YouTubeライブでも確認できます。「タヌキちゃんいた」といった驚きの反応のほか、至近を馬が通ったことから「大丈夫?」と心配する声も上がっていました。
高知県競馬組合の広報担当によると、このタヌキはそのまま「馬場の外に逃げて行きました」といい、人馬も無事。競馬場は山林に囲まれた場所に立地しており、施設には「タヌキやハクビジン、ネコなどが入ってくることがよくあります」とのこと。「レース中の馬場に(タヌキが)入って映像に映り込むことは珍しいです」と語り、これまでに動物の侵入による競走中止やレースの発走時刻変更などは「知る限りは発生していない」といいます。
「かわいい」「微笑ましい」「変身が解けたか」という反応のほか、「あぶないよ!」「直見はアカン」といった声も上がっていたタヌキの馬場乱入。広報担当は「今回はタヌキも人馬も何事もありませんでしたが、事故につながる可能性があるので、何らかの対策を考えなければならないと思っています」と話します。自然豊かなところも魅力なのが高知競馬なので、タヌキたち動物と上手に共存していくことを願う人が多いのではないでしょうか。
高知けいば公式サイト
http://www.keiba.or.jp/ [リンク]