丸亀製麺は2022年3月29日(火)より「丸亀うどん弁当」を、春限定の商品を加え合計12種類を取り揃え、全国の丸亀製麺で販売する。
打ち立てうどんに天ぷらとおかずが入った『定番うどん弁当』をベースに6種類の「丸亀うどん弁当」を展開し、どの商品も
冷たいぶっかけうどん、または温かいかけうどんの2種類から選択できる。
ぷりぷりのえび天に雪国まいたけ天がのった『えびとまいたけ天のうどん弁当』は、まいたけの天ぷらが味と香りを詰め込んでドーンと乗っている。
柚子風味の鶏天に大根おろしでさっぱりとした味わいの『鶏天おろしうどん弁当』は、じんわりと肉汁あふれる柔らかなとり天がほっとする味わいだ。
ふわふわのキス天がのった新作の『キス天うどん弁当』は、冷めた天ぷらとして出すには難しい素材だが、キスの柔らかい白身と天ぷらのサクサク感がマッチした逸品だった。
温かいうどん
さて、温かいうどんはどのようになっているのかというと、まずは容器から違う。専用の容器は二重になっており上にうどんや具材が、下にスープが入っていて電子レンジ対応容器だ。
中ぶたを取ると、スープが現れテイクアウトで冷めてしまっても電子レンジで温められる。スープはカツオだしの香りがこれでもかと漂う本格的なものだ。
そしてお好みでうどんや天ぷらをスープに投入して、入れないおかずはフタに残して食べればよい。この形状のためスープは漏れにくくなっているが、あまり揺れる環境や長距離のテイクアウトには向かないと思われる。しかしオフィス近くの店舗から持ち帰ってランチにする、あるいは近くの公園で食べるといったシチュエーションであれば文句ない温かいうどんだ。
おかずとして分離しておいた玉子焼きやきんぴらも作りこんだプロの味で、「お弁当」の名に恥じない立派アクセントだ。
冷たいぶっかけうどんはスープが袋に入っているので電車で持ち帰っても何の問題もなく、記者は1回の乗り換えを含む約30kmを電車で持ち帰り自宅で美味しくいただいた。
春のちょっとした行楽や花見、普段のランチとしてホッとするうどん弁当はいかがだろうか。
※写真はすべて記者撮影