ジャパンフリトレーは、国産激辛唐辛子「辛富士」を使用した激辛スナック『激辛マニア 禁断の唐辛子味』を6月21日よりコンビニエンスストアで先行発売する。
『激辛マニア』は、2007年に期間限定として発売して以来、再販リクエストが絶えないという。2017年に再販し発売のたびに激辛ファンの舌を唸らせてきた。そして『激辛マニア』は新たな辛さを得て4年ぶりに登場。その新しい辛さとは激辛唐辛子の代名詞であるハバネロ種の約3倍のカプサイシンが入った国産激辛唐辛子「辛富士」を使用した。
本品を発売直前に食べてみたのでレビューする。
表のパッケージは見た目通りというか、予想通りというか、特におどろきはない。辛さを強調するパッケージはたいてい赤、オレンジと黄色を多用するからだ。
問題は裏面だ。注意事項が羅列してあるが、これは単なる脅しではないので、忠実に守っていただきたい。
パッケージを開封すると、いい香りだ。辛さを予想させる香りもあるが、全体として美味しそうな香りが漂う。一口食べてみると、味は良い。美味しい辛めのスナックという感じだ。ところが、その後食べ進めていくと辛さが増していき、舌がヒリヒリしてくる。水を飲んでも大した効果はないばかりか辛さが口いっぱいに拡散してしまって飲み込むのにしか役に立たない。そしてヒリヒリから「痛い痛い痛い」に感覚が変化し、もはや手を付ける速度は当初の1/5程度にまで低下。間違ってもポテトチップスのように袋の底にたまったものを袋ごと口に流し込むような真似はやめていただきたい。
何とか食べ終えても10分間は放心状態で口をあけっぱなしていた。しかし味付けの美味しさもそのまま残るので、いやな感じでない。
それにしてもこんな危険なフレーバーは勘弁していただきたい。医師の診断のもとに販売してほしいくらいくらいだ。激辛マニアにだけ向けたスナック菓子なので(注意書きにその旨記載がある)、気軽に手に取って…とは言いにくいが、唐辛子を振りかけるなら本品をつぶして利用したいくらいの味なので、やはり手に取ってみてはいかがだろうか。ただし、記者は責任は負えないので、くれぐれも自己責任で。
※写真はすべて記者撮影