マスク着用、無言で楽しむジェットコースター…… 富士急ハイランドの「新しい絶叫スタイル お手本乗車」が話題に

「新しい絶叫スタイル お手本乗車」と題する動画がTwitter上で話題になっている。

件の動画をTwitter上に投稿したのは山梨県の富士急ハイランドの公式アカウント(@fujikyunow)。現在、富士急ハイランドでは新型コロナウイルス対策のため、来園者に大声を出すことを控えるよう求めているのだが、そのお手本を示すために富士急ハイランドの岩田大昌社長と親会社・富士急行の堀内光一郎社長がマスクを着用し一切声を出さずにジェットコースター「FUJIYAMA」を楽しむ動画を公開したのだ。

https://twitter.com/fujikyunow/status/1273143747946188800

「なお、遊園地の感染防止ガイドラインでは大声での発声を控えていただくようお願いしておりますが
「厳しい」「不可能だ」といったお声を頂戴しましたので、弊園では両社長からお手本動画をお届けいたします。
ご参照ください…
#堀内社長は高所恐怖症
#皆さんはできるかな
#富士急ハイランド
#富士急」

高所恐怖症にも関わらず子会社のために身を張った堀内社長……。このお手本動画に対し、Twitter上では大きな反響が起こっている。

「親会社の社長まで引っ張り出す広報の鑑」

「『ここは是非、社長自らがお手本を示していただいて!!』
『いや、しかしだね……』
『この大事な局面に社長自らが体を張る、ということが大切なのです!!』
みたいなやり取りがあってほしい」

「表情を変えず、ずれたマスクを直す…
gentlemanだ…」

「この動画、このままテレビCMに使えない?w」

「企画した人も思いきりあるけど、企画を受ける社長も思いきりが良い(笑)
都心から離れた決して立地の良くない富士急ハイランドの人気が衰えない秘密を垣間見た。」

「マスクを気にする余裕があるって凄くない?
…ついでにお化け屋敷で叫ばないお手本動画も是非あげて欲しいです!」

なかなか岩田社長、堀内社長のように冷静でいることは難しいかもしれないが、新型コロナウイルスが終息する日まで、絶叫マシンはしばらくこのスタイルで楽しむしかなさそうだ。

※画像はTwitter(@fujikyunow)から引用しました

中将タカノリ

■シンガーソングライター、音楽・芸能評論家 ■奈良県奈良市出身 ■1984年3月8日生まれ ■関西学院大学文学部日本文学科中退 2005年、加賀テツヤ(ザ・リンド&リンダース)の薦めで芸能活動をスタート。 歌謡曲をフィーチャーした音楽性が注目され数々の楽曲提供、音楽プロデュースを手がける。代表曲に「雨にうたれて」、「女ごころ」(小林真に提供)など。 2012年からは音楽評論家としても活動。さまざまなメディアを通じて音楽、芸能について紹介、解説している。

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