ソーシャルディスタンスをほのめかすのは……!? 一部再開したフロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートの小粋な計らいが素敵

  by ときたたかし  Tags :  

先月、COVID-19の影響で長らく臨時休園していたアメリカのフロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートにて一部エリアの営業が再開され、いかにもディズニーらしい(?)取り組みが行われました。

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その取り組みとは、COVID-19の感染防止策として有効であると言われるソーシャルディスタンスの確保です。一部営業を再開した商業エリアには人々が密集しないよう足元に目印などが貼られているのですが、実はそれ以外にも秘策が。写真を拡大してみると……

いました!

映画『スター・ウォーズ』シリーズでおなじみ、ストームトルーパーが見回りをしていたのです。ご存じない方もいるかもしれませんが、ディズニー・パークスに登場するストームトルーパーは会話します。なので、ゲストに対して「move along!」と指示もできるというわけです。

公式にストームトルーパーがソーシャルディスタンス確保の指示役というわけではなさそうなので、あくまでも遭遇したらラッキー!程度のものかもしれませんが、これはなかなか面白い試みですよね。現地のメディアが撮った動画を観ていても、命令というよりは余興、みたいな感じでした。

この一種の小粋なアトモスフィアを実施している場所は「ディズニー・スプリングス」と言いまして、フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート内にある複合商業施設になります。東京で言うと、ちょうど「イクスピアリ」にイメージが近いです。有名なレストランなどのショップが無数に立ち並び、お土産を求めて日本人ゲストもよく訪れるエリアです。

「ディズニー・スプリングス」内には、膨大な量の品ぞろえを誇るグッズショップ「ワールド・オブ・ディズニー」があり、それが現地時間5月27日にめでたく再オープンしたことを受けて、ストームトルーパーが登場したようです。写真は今年の1月に撮影したものですが、「ワールド・オブ・ディズニー」だけでも1時間、2時間はあっという間に経ってしまうほど広大なショップなので、いずれ行ってみてほしいと思います。きっとその頃には、ストームトルーパーも役目を終えていることでしょう。

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※画像はあくまでもイメージです。紹介したエンターテインメントや現地イベントの内容などすべての情報は予告なく変更になる場合があります。

ときたたかし

映画とディズニー・パークスが専門のフリーライター。「映画生活(現:ぴあ映画生活)」の初代編集長を経て、現在は年間延べ250人ほどの俳優・監督へのインタビューと、世界のディズニーリゾートを追いかける日々。主な出演作として故・水野晴郎氏がライフワークとしていた反戦娯楽作『シベリア超特急5』(05)(本人役、“大滝功”名義でクレジット)、『トランスフォーマー/リベンジ』(09)(特典映像「ベイさんとの1日」)など。instagram→@takashi.tokita_tokyo