新型コロナウイルスの感染拡大により在宅勤務が推進されている一方で、社会機能を維持するために外に出て働き続ける人々も多く存在します。
そんな中、感染への不安を抱えながら働くごみ収集作業員に宛てた住民からのメッセージがTwitterで拡散され、多くの感動を集めています。
ゴミ屋しててよかったってマジで思った。
日本まだまだ腐ってないね。 pic.twitter.com/Mwgm4uA97i
— 晃 (@a013130) April 28, 2020
https://twitter.com/a013130/status/1254932716765642752
今月28日、ごみ収集作業員として働くTwitterユーザーの晃(@a013130)さんは、
ゴミ屋しててよかったってマジで思った。
日本まだまだ腐ってないね。
とコメントを添えて1枚の写真を投稿。そこには住民からの手紙が写っており、以下のような文章が書かれていました。
環境事業局の方へ
おはようございます。
いつも ゴミの回収をしていただき ありがとうございます。
感染の危険を伴う作業であり、大変だと思います。又、家庭にいる人が増えて、いつもより多くなっていて、
それも大変な要因になっているのでしょう。感染予防に努めて この状況を共にのりこえていきましょう
腰痛にも気をつけてくださいネ住民より
作業員への感謝と激励のメッセージがつづられた手紙には、「あめを食べて一息ついてくださいネ」というふせんとともに飴も添えられています。
晃さんの投稿は多くの共感を呼び、約1.4万リツイート、約8万いいねを集める大反響に(30日夕方現在)。ツイートを見た人からは、以下のような声が寄せられています。
・和みます!日本もまだまだ捨てたもんじゃないですね。
・皆さん助けて合ってるね。ゴミ出しきちんと出そう
・いつもゴミの収集をありがとうございます!
・心温まったので自分も書きました。
・お疲れ様です。私もゴミ屋です。有り難いですよねー。
毎日収集する大型ビルの清掃員のおばちゃんが、いつも飲み物をくれるので、日頃の御礼にと菓子折りをお渡したら、昨日、清掃員全員の方からお手紙を頂きました。心が震えましたし、ゴミ屋で良かったと思いました。
近ごろは外出自粛の影響で、家庭ごみの量が増加傾向にあるといわれています。
ごみを一度に大量に出すことはなるべく避け、使用済みマスクやティッシュなどを入れた袋は回収時の破裂を防ぐために空気を抜いてしっかりと封をするなど、各自ができる工夫をして作業員の方たちの負担と感染リスクを少しでも減らしたいものですね。
※画像提供:晃(@a013130)さん
https://twitter.com/a013130