2019年4月に発売されたものの、あまりにも人気が出すぎて一時販売休止になった日清食品の「カップヌードル味噌」をご存知でしょうか。
味噌味のおいしいカップ麺はほかにもたくさんありますが、カップヌードル味噌をひとたび食べればその人気ぶりにも納得。カップヌードルらしさと味噌スープの美味しさが共存していて、これは間違いなくオリジナルのカップヌードル、シーフードヌードル、カレーヌードルと並ぶ看板商品として定着していくだろうなと確信できる完成度なのです。
現在はすでに再販し、スーパーやコンビニで普通に購入できるようになったカップヌードル味噌ですが、実は「カップヌードルの中でおむすびに合うランキング」の第1位に輝いているそう。
おむすびと味噌汁は完全無欠の最強コンビ。ゆえにカップヌードル味噌とおむすびが合うのだって誰でも想像がつくでしょう。
というわけで鮭のおにぎりを購入してきて、カップヌードル味噌と一緒に食べようと思ったのですが、ついカーッとなってカップヌードル味噌の中に鮭おにぎりをブチ込んでみたらウマさが限界突破したのでご報告です。
もちろん最初に麺を食べ進めているうちは味に何の変化もありません。むしろおにぎりが邪魔をしているだけなので食べにくさだけが増幅します。やらなきゃよかった。おにぎりを避けながら麺をすくい、純粋にカップヌードル味噌のウマさを堪能するしかありません。
しかしこの間、おにぎりには味噌スープが徐々に浸透しているのです。
おにぎりの海苔がバリアとなり、ご飯に味噌スープが浸透しているのにも関わらず形が崩れません。思いっきりかぶりついた瞬間に口の中でご飯がほぐれ、花火のように味噌スープの旨味が口の中いっぱいに広がっていきます。コンビニおにぎり特有のご飯の固さも、海苔の風味も最高です。
しかもさらに食べ進めると中から焼鮭がお出まし。これがまたカップヌードル味噌のスープとベストマッチで、この瞬間に鮭と味噌で作る「石狩鍋」を食べているような感覚に陥ります。
さすがにおにぎりは徐々にスープの中でほぐれてしまうのですが、焼鮭が絡んだ麺も贅沢でぶっちぎりのウマさ。冷蔵庫に鮭フレークがあったら追加で足したくなるほどの相性です。
味噌スープをたっぷり吸収したご飯ももちろん激ウマ。食べ終える頃にはスープがほとんどなくなってしまいますし、カロリーも糖質も塩分もヤバいことになってしまうのですが、そんなことどうでもよくなってしまうウマさでした。健康面を考えるとあまりおすすめできませんが、味だけのことを考えれば最高におすすめです。
ちなみに1月13日からカップヌードル味噌味の「ぶっこみ飯」が全国発売されます。カップヌードル1個とおにぎり1個は食べ切れないという方にはこちらがおすすめですぞ。