京都府京都市にある南禅寺の公式Twitterアカウントが、縄の掛けられた“石”の写真を投稿。この石にはある意味が込められているそうなのですが、みなさんはご存じでしょうか?
「止め石」日常生活ではあまり馴染みがありませんが、日本庭園や寺社仏閣で見られ、大寧軒の石橋や池の手前にも、そっと設置されてます。ここから先には入らないで下さいね、という合図です。こんなお知らせの仕方もあるなぁと興味を持って頂けたら幸いです。 pic.twitter.com/3cLCN5LObU
— 南禅寺 (@nanzenji_kyoto) November 25, 2019
https://twitter.com/nanzenji_kyoto/status/1198794890143924224
この石の正体は、「止め石(関守石)」。十文字に縄が掛けられているのが特徴で、日本庭園や寺社仏閣の境内などで見かけることがあります。この石が置かれていると、「この先立ち入り禁止」という合図になるのだとか。
南禅寺の庭園「大寧軒(だいねいけん)」(※通常非公開)の石橋や池の手前にも、このような石が設置されているそうです。
意味を知らなければうっかりスルーしてしまいそうな「止め石」。このツイートで初めて知ったという人も多かったようで、
・トトロのお土産かと思いました
・見かけた事がありましたが、深い意味も知らないまま今日迄
大変勉強になりました・学校にも親にもTVでも習わないので、もしわからなくても怒れないですね…でも今回教わったので覚えておきます!
・大寧軒を拝観させていただいた折、この止め石、関守石を越えている方が何組か居られました。
理解されている方が注意されるなどしていましたが、日本の美意識の表れのようなものは、なかなか日本人でも理解いただけないことも多いなぁと感じました。
こうしてお知らせいただけるとありがたいです。
といった声が寄せられていました。
※南禅寺(@nanzenji_kyoto)Twitterより引用
https://twitter.com/nanzenji_kyoto