ほうじ茶とそぼろのまぜごはん
調理時間
炊く前15分、炊けたら1分。
材料 2人分
米 1合
ほうじ茶(ペットボトルのものでも可)
豚ひき肉 80g程度(卵一個と同じ大きさぐらいの固まりです)
たまご 1個
しょうゆ 少し
ごま油 少し
塩 ひとつまみ
作り方
【1】
米をとぎ、水の代わりにほうじ茶でごはんを炊く。炊くときに塩をひとつまみ。おまじない程度入れてください。
【2】
ひき肉をごま油と醤油でいためてそぼろにする。(甘いひき肉が好きな人はここで砂糖を少し。しょうが汁を入れてもおいしいです)。
卵も炒り卵に(ごま油だけで、味付けなしでOK)。
【3】
【1】と【2】を味の加減を見ながら、混ぜて完成。味が足りなかったらお塩で調整を。
以前からお付き合いさせてもらっている京都の小さな割烹に、
お祝いごとがあってたずねました。
シャンパーニュのクリュグをあけて乾杯して、
機嫌良く飲んで食べて、ずいぶん崩れた席になったのですけど、
宴果ててみんな飲み疲れた頃に出てきたのが「ほうじ茶のお茶漬け」でした。
鶏とたまごの二色のそぼろに、ほうじ茶をかけてざくざく食べるような感じで、
ごはんに香ばしいお茶の香りが加わって、とてもおいしかったのです。
それからお家でもほうじ茶のお茶漬けをたまにするのですけど、ふと、
「ほうじ茶でごはんを炊いてみたらいけるかも」
と思って作ってみたのが、ほうじ茶ごはんです。
お水の代わりにほうじ茶に塩をほんのひとつまみ入れて、お米を炊くだけ。
普通のおかずにもとてもよくあうのでわたしは大好きです。
このほうじ茶ごはんを、おかずと合体させてまぜご飯にすれば、
おにぎりなどの携行食品にもなってとても便利です。
宇宙食みたい。
いろいろ組み合わせてみたのですけど、
ほうじ茶の相棒はやっぱりそぼろがわたしは一番好きです。
鶏そぼろもおいしいですが、豚肉のそぼろは少しこってりするので、おなかもふくれます。
少しのごま油だけで炒ったたまごを混ぜると優しい味になります。