カタールのドーハで8日、初めての地下鉄路線が開通した。1人当たりの購買力平価に基づくGDPが世界一のカタールだけに、その座席は電車とは思えないほど豪華なもの。社畜を限界まで押し込んで運ぶ、日本のただの通勤電車とは違うのだよ!
Doha Metro's red line officially opened to the public yesterday 🚝🚆🚇 #DohaMetro @qrc_official pic.twitter.com/A5gd3P5QlC
— Alkass Digital (@alkassdigital) 2019年5月9日
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2022年のFIFAワールドカップ開催に向けて計画された『ドーハメトロ』は、すべてが完成すると総延長300km・100駅以上になる国を挙げたプロジェクト。2015年に三菱重工などからなる日仏5社連合がシステムを受注し、建設を進めてきた。
今回プレビュー開通したのは、レッドラインと呼ばれる路線の一部区間で、ドーハ北部のアル・カサルからビジネス街区を通り南部アル・ワクラまで13駅を約35分で結ぶ。日曜の午前8時から木曜夜11時まで、6分間隔で運行し、乗客の反応を見るという。三菱商事と近畿車輌が納入する車両は全自動無人運転で、現在はゴールド16席、ファミリー26席、スタンダード88席の3両1編成。プレビュー期間の1回の運賃はスタンダードが2リヤル(約60円)、ゴールドクラブが10リヤル(約300円)となる。
ドーハは2020年までにさらに75編成の車両と37の駅を完成させ、赤・緑・金の3路線を開通することを目指している。
画像とソース引用:『Twitter』及びカタール鉄道公式サイトより
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