日本で働く“典型的な”会社員の仕事ぶりに密着取材した動画が話題になっていました。
大手町のきれいなオフィスビルで働く彼女は、午前の仕事の合間に社内のフィットネスジムで汗を流し、お昼は社食で焼きたての塩パンとサラダ、その後は“牧場”で動物たちと触れ合い、18時には退社。それから社員無料の和食屋さんにて同期たちと語らいの時間を過ごす――。なるほど、これは“典型的な”日本の会社員だね!?
【朝から晩まで完全密着】24歳 PASONA社員の1日(YouTube)
https://www.youtube.com/watch?v=YdiWTYkY1uY[リンク]
密着取材を受けてくれたのは東京・大手町のオフィスで働くエミさん(24才)。朝6時半に起きると5分ほどでパパっと化粧を済ませ、パンと果物だけの朝食をとり、7時15分には家を出る。いつもはお母さんが朝ごはんを作ってくれるそうだ。
割と空いた電車に1時間ほど揺られて大手町へ。こっ、ここは人材派遣会社パソナグループの本社ビル!
8時25分に出勤。広報部に所属する彼女の仕事は新聞に目を通して世の中の動きを知ることから始まる。それから朝礼で部署ごとに情報共有。
10時に午前の仕事が一段落すると、社内のジムへ行き軽めの運動でリフレッシュ。
12時になると同僚を誘って1階の社員割がきくパン屋さんへ。オススメは塩バターパン。
食後は“大手町牧場”で餌やり体験。牛、ヤギ、アルパカ、フクロウなどの動物たちに癒やされる。生きている本物の動物をビルの中で飼育しているんだよ!
午後は部署内の打ち合わせや原稿のチェック、淡路島の広告案件などをこなす。遠方との会議は『Skype』で。仕事が社内で完結するのはいいね。
まだ仕事をしている先輩に気兼ねして帰れない、なんていう空気のない職場なので、午後6時には退社。からの地下の和食屋さんで仲良し同期たちと一杯。ここでの食事はなんと無料!
動画を見た人たちの反応
・オフィスで働くなんて絶対にイヤだけど、これなら悪くないな
・パソナハートフルが障害者雇用に力を入れていると聞いてうれしくなった
・食後の後片付けを自分でしたりとか、周りを尊重しているのが素敵ね。日本からは多くのことを学べるわ
・前から日本には嫉妬してたけどさ、ビルの中にフクロウとパン屋だと? 誰か日本に世界を統治させろ
・美人とイケメンが多いな
・あいにく日本の会社の90%は実際こんな感じではない
・「カローシ」という言葉が生まれた国にしてはうますぎる話だ
・不当に給料が安くて、サビ残している場面はどこに映ってる?
・こんなレアな職場を紹介しといてタイトルに“典型的”はないだろ
・典型には程遠いな。唯一の典型は電車通勤であることだw
・日本以外でもこれが平均的と言える職場はないだろ。無料のレストランにジムだと? AppleやGoogleの本社にだってヤギやフクロウなんているかよ
・結論:この広告会社は仕事のやり方をよく心得てる
アメリカの5倍はあるとも言われる日本の人材派遣業者の雄・パソナグループの本社ビルで働く人の1日は、世界の人が羨むほどキラキラしたものでした。
まぁぶっちゃけパソナの企業イメージアップ動画ですよね、これは。出演者が広報部所属だし、ところどころヤラセ臭が漂ってるし。関連動画欄に“ネットカフェ難民”問題を紹介する動画が出てくる辺りが、今の日本を象徴していると思いました。ともかく、介護や建設、物流といった現場の人手不足解消のために、パソナグループにはこれからも頑張ってもらいたいですね!
画像とソース引用:『YouTube』より