ニュージーランドの海でヨットから投げ出された人が、身に付けていたある意外な物を浮き輪代わりにするサバイバル術を駆使して、無事救助された。
その意外な物とは、彼が履いていたジーンズ。
水を吸ったジーンズはゴワゴワと重くなってしまい、こんなものを着ていたらとても助からなさそうに思うかもしれない。でも、ズボンを脱いでしまい、その裾先を固く結び合わせて腰の開口部から空気を入れることで、それなりの浮力を持った簡易救命胴衣として使えるようになるのだ。少しずつ空気が抜けていってしまうので、時々バシャバシャと空気を補充してやる必要があるが、何もないよりはずっとマシ。夏に自家用ボートでマグロ釣りに興じる時なんかのためにぜひ覚えておきたいサバイバル術だ。まあ、ダメージジーンズみたいなファッションアイテムを着たパリピ民の面倒までは見きれないけどな!
https://www.facebook.com/hbrescuehelicopter/videos/564982187244569/[リンク]
こちらがその時の救助ヘリからの映像。ジーンズのライフジャケットを首に巻き付けていたおかげで2.5メートルものうねりのある海に2時間半漂い続け、無事生還することができた。この救出劇を見た人たちは「穴あきジーンズでなくてラッキーだった」「ボーイスカウトで教わった時は上手くいった試しがなかったけど、この人はちゃんとできて良かった」「ジーンズを使った即席救命胴衣なんて海軍の新兵訓練を受けた者なら誰でも知ってる」などと遭難者の機転と幸運を称えていた。お、おう、ボーイスカウト活動とか海軍で訓練を受けた経験もあるエリートネット民なら、当然知ってたよね?
参考動画:Black Scout Quick Tips – Make Your Pants a Flotation Device(YouTube)
https://www.youtube.com/watch?v=vAhUD6_gS6w
画像とソース引用:『Facebook』より