世界各国で放送されている『ゴット・タレント(Got Talent)』などの素人発掘型オーディション番組に、日本人パフォーマーが出演するのはそう珍しくないことになってきています。
アメリカのThe CW Television Networkが放送する手品番組、『Penn & Teller: Fool Us』にも日本人マジシャンが何名か出演しています。この番組は、アメリカ手品界の大御所、ペン&テラー(Penn & Teller)を前にマジックを披露し、タネが見破られなかったらラスベガスに招待され、ペン&テラーのショーに前座として出演出来る権利を得られるというものです。
SPECTACULAR Japanese Style Magic Trick BLEW AWAY Penn & Teller! (YouTube)
https://youtu.be/RntOesioGxQ
昨年、この番組に出演した日本人が藤山大樹さんです。藤山さんは、無形文化財にもなっている日本の伝統的な奇術”手妻(てづま)”の数少ない継承者です。『Penn & Teller: Fool Us』で”手妻”を披露した時の動画は800万回以上再生されています。
お面を被り、和傘を持って藤山さん登場。
一回転するとお面がキツネに早変わり。
お面がどんどん変化していきます。
藤山さんのパフォーマンスを見終えたペン&テラーは感嘆の表情。
娘さんが日本に留学中という女性司会者からいろいろ聞かれます。
ペンの評価も上々でした。
手品などのノンバーバル(nonverbal、言葉不要のという意味)な芸やパフォーマンスは、英語が苦手な人が多い日本人にとっては“魅せる”だけで勝負できるフィールドですね。渡辺直美さんのビヨンセもいい例だと思います。
※画像:『YouTube』より引用
https://www.youtube.com/watch?v=RntOesioGxQ