トロ~リとろけるチョコレートに、思わずヨダレを垂らしてしまいそうになるコマーシャル映像。その制作の裏側が明らかに。なんと本物のチョコレートを使って撮影されていた!
Filming a chocolate commercial pic.twitter.com/jRNBuDO4t3
— RΛMIN NΛSIBOV (@RaminNasibov) 2018年7月20日
アームに保持されたマシュマロとハーシーズの板チョコ。そこにクラッカーをつかんだアームが上下から迫ってきてブチュッと押し挟み、同時にとろけたチョコが滴り落ちる。瞬時にチョコを溶かすのには業務用のドライヤーでも使っているのだろうか。カメラの動きとピントはアームと同調するように予めセットされていて、光の当て方も完璧。“ブツ撮り”を極めた職人の技がほんの数秒の間に凝縮されている。
画像編集によってアームなどを消去し、宙に浮いているように見える映像が完成。他にはハイライト部分を少し強調しているように見えるぐらいで、レタッチは最小限しかしていない。
よく見かける食品CM撮影の裏側を知った人たちは、「全部CGで作っているものだと思ってた」「これが本物の映像だなんて信じられない」「このロボットアームの装置にいくらかかってるんだろう」「芸術というしかない」など、こだわりの撮影技術に驚嘆の様子。実際、この程度の短い映像なら全部CGで作っちゃった方が安く上がりそうだけど、食品広告専門の“ブツ撮り”のプロがいるってことは、本物にしか出せない質感ってのがまだあるんだろうね。
画像とソース引用:『Twitter』および『stevegiralt.com』より
https://www.stevegiralt.com/[リンク]