意外だった。こりん星からやってきたといわれていたゆうこりん――小倉優子は、食への研究心、開発力が長けていた。
そうわかったのは、5月31日。場所は、「必要量の食材とレシピがセットになった、主菜と副菜の2品が20分で作れるミールキット」のKit Oisix を提供するオイシックスドット大地の本社内で。
小倉はこの会社から、「Oisixママサポーター」の任命を受け、就任記者発表会と料理教室に登場。自身が監修した Kit Oisix メニュー(過去3商品6メニュー)の売れ行きや数字について、「なぜダメだったか」「どうして弱かったか」などをスタッフに聞きまくるという。
そんな研究熱心な小倉をみたオイシックスドット大地は、彼女をOisixママサポーターに任命。就任経緯について「徹底的なママ目線があり、指摘が的確で開発担当者も学ぶことが多い」「週3~4回、商品の開発担当者とやり取りし、妥協ない商品づくり」「当社オフィスでの試作のほか自宅でも試作を繰り返し、まるで当社社員のように取り組んでいる」の3つをあげた。
オイシックス社長も「うちの社員みたい」と
Oisixママサポーターに就任した小倉は、「普段からOisixを使っていて、わざわざ買い物に行かなくて良いので忙しいとき助かっています。自分の考えた商品をこうやって発売できるのはとてもうれしいです。私なりに商品を考えていき、 自分のように働くママや、忙しいママの手助けになるような商品をつくっていけたら」とコメント。
同社高島宏平代表取締役社長は、「ゆうこりんはママ視点がすごくあって、とても的確なアドバイスをくれる。そして本当に、うちの会社の社員のように、商品を一生懸命開発してくれていて、頼もしく思っている」と激励。ゆうこりんアイデアが詰まった Kit Oisix の登場を期待した。
そんな小倉が監修した最新版 Kit Oisix が「小倉優子の手作りバターでチキンカレー」(1980円、2~3人前)。親子料理教室で小倉は、「手づくりバターは、子どもと楽しみながらつくれて、食育にもなる。カラフルな野菜もトッピングして、野菜もしっかりとれる。辛さ調整もできるから、大人も子どもも楽しいはず」とアドバイス。
開発者目線、ママ目線と、さまざまな視点で親子に接する小倉に、びっくりした。
(Photos by GazinAirlines)