「PANDA EXPRESS」では、商品を購入すると中におみくじが入っている「フォーチュンクッキー」を提供している。
「オリジナルフォーチュンクッキー教室」は、夏休みの親子で一緒に楽しめる体験型イベントとして開催された。
日本中を席巻したあの歌で有名になった「フォーチュンクッキー」だが、その原型は日本にあるという。
現在では米国を中心に気軽なおみくじとして普及している。これを自作して自分だけのオリジナルフォーチュンクッキーを作ろうという企画だ。
日本第1号店であるPANDA EXPRESS ラゾーナ川崎プラザ店で開催された同企画は、親子企画とはいえ実際には完全に子供メインだ。
フォーチュンクッキーはもちろん食べることができるので、トッピングも見た目だけではなく味も想像しながら作り上げていく。スタッフから丁寧な手ほどきを受けながら、子どもたちは料理とも工作とも言える企画を楽しんでいた。
写真は参加した女の子の作品。
「楽しかった。飾り付けが難しかった!」と満足そうだった。
「PANDA EXPRESS」は、アメリカのチャイニーズレストランで、世界中に1900店以上を展開している。
メニューの名称が米国のものと思われるので、見てもよくわからいので実際に食べてみた。
その場で買ってフードコートで食べても良いし、持ち帰りも可能だ。むしろ、テイクアウトが基本かもしれない。
アラカルトで単品注文も可能だが、基本はセットでの注文。写真は真ん中サイズのプレートで1つのベースに2つのメインを組み合わせる。
ベース・メインという英語の表現がわかりにくいが、ベースがご飯物でメインがおかずと考えればいいだろう。
この場合はベースにチャオメン(焼きそばのようなもの)にオレンジチキンとマーボーギョウザの組み合わせ。量はかなり多いので、特に女性は二人でシェアして食べるのものいいだろう。
そして、フォーチュンクッキーが一つもらえる。
各種料理はその場で作っているので、いつも温かい。容器は電子レンジOKなので持ち帰りでも安心。テイクアウトで冷めてもどうなのかは後ほど検証する。
写真のようにベースをハーフ&ハーフにすることも可能。
さて、フォーチュンクッキーの中身は英語。記者のフォーチュンクッキーには”keep your expectations reasonable”とあった。直訳すると「合理的(道理的)な期待を持て」となり、転じて「期待しすぎるな」とでもなろうか。
さて、記者は福岡への出張のために新幹線に乗り込んだ。もちろん、プレートを注文してテイクアウトだ。
のぞみ号で約3時間30分経過後。広島を出たあたりで食べ始めた。川崎から東京まで行く間に傾いて寄ってしまったが、これは個人的には良かった。というのは、ベースのチャオメンもフライドライス(焼き飯)も、おかずのほうが濃い味なのでどちらかというと薄味に作ってある。したがって、混ぜて食べるのが一つの正解なのかもしれない。
そして、箸ではなくレンゲで食べるのもちょうどよかった。
写真のおかずは、グリルドマンダリンチキンとシャンハイステーキ。前述したオレンジチキンもそうだが、それぞれの味付けに使用されるソースはオリジナルなもので、それぞれ特徴があって美味しい。そして、冷めても十分に美味しかった。
日本で食べる中華料理とはちょっと違ったアメリカンなチャイニーズを楽しんでみてはいかがだろうか。
※写真はすべて記者撮影