森永製菓が発売しているチョコアイスバー『パキシエル』は、その先端に厚さ7ミリメートルの分厚いチョコをまとっているのが自慢。それゆえに、冷たいアイスにかかったチョコは「パキッ」という音がする。
そのパキシエルの音について、記者のもとにプレスリリースが届いた。
その概要は以下の通り。
厚さ7㎜の先端チョコが生み出す、“パキッ”音が人に及ぼす影響について、音の専門家である日本音響研究所の鈴木創氏に協力を依頼し、『パキシエルの“パキッ”音に関する実験』を実施いたしました。
その結果、「パキシエル」の“パキッ”音は、爽快さと心地よさの2つの要素を併せ持った音であり、おおよそ結びつかない『沖縄の波の音』に近いことがわかりました。
また、リラックス効果があることも判明しました。
とりあえず音の方は置いておいて、チョコアイスバーそのものについてレビューしてみる。
チョコもチョコアイスもきめ細かい美味しさで、それはチョコレートもアイスも製造している製菓メーカー。さすがだ。7本入り330円(税別)はコストパフォーマンスの高い製品といえるだろう。
さて肝心の音であるが、結論から言うと2つの理由で検証できなかった。
第一の理由は、そもそも沖縄に行ったことはあるものの沖縄の波の音を聞いたことが無いという事実。
第二の理由は、7ミリメートルのチョコレート根本部分で折れてしまうのでパキッという音を出す事自体が困難であった。
ただ、メーカーは意外と専門的な科学的調査と専門家の意見を聞いて出した結論のようなので、否定はしない。
むしろ、このような調査を真面目にやった事自体が面白いと言えるし、そう言い張っているのだから仕方がないと受け入れる楽しさもある。
チョコバーそのものは非常に美味しいので、音はさておき美味しければそれでいいと思うのだが、音の評価は食べた読者の皆さんにお任せすることにする。
※写真はすべて記者撮影