ボクには、友達がいない(必要?) (2)
誰でも大学までは、強制的に勉強させられる。無理やりやらせられるのって、楽しくないですよね。本気で、自主的に勉強を始めるのは、大学を卒業してからです。私の場合、勉強は、大学を卒業する時に放り出せるほど軽いものではなかった。
大学受験では、ノイローゼで入院するほど勉強した。社会に出て戦える武器は、英語くらいしかなかったからだ。それで、帰国後に失業覚悟でアメリカに行った。30歳で英検1級に合格するまで、時間もお金もすべて「合格」に賭けて費やした。
過去問を5冊やった。
その成功体験のおかげで、次に中学の「理科」「社会」をやる時は、自信を持てた。現役時代にできたのに、できないわけがない。それでも、地元の中学の定期テストを1万枚収集して解答を作り続けた。
その後は、高校の数学に手をつけた。これは、30年ぶりだったので、手強かった。どうしたかは、こちらをご覧ください。http://storys.jp/100002507170434
勉強は強制されなければ、面白い。私は、今はフランス語もだいたい読めるようになった。そういう面白さに比べたら
「酒を飲みに行こうぜ!」
なんて、言葉に動揺はしない。つまり、微分積分の話の方が、酒を飲みに行ったり、ゴルフやパチンコに行くより楽しいということだ。それに、私はクリスチャンだから、厳密に言うとお祭りの多くは神道だから信教の自由に反するわけだ。
とても、つきあえない。
人生は短い。あれもこれもと、手を出しているほど長くない。だから、みんな自分の道を選ぶ。料理人で歯医者さんというのは、人生のような限られた時間の中では不可能と言っていい。
私は、受験指導に人生を賭けている。そこに、友達は必要ない。実は、バツイチになった遠因もここにあるのだろうと思っている。私は、他人と同居できないと思う。だから、再婚なんてとんでもない。1人暮らしがいい。
みなさんの生活は同居むきでしょうか。私は、ダメです。つまり、朝起きるとNHKの朝ドラを見て、火野正平さんのチャリンコを見て、イギリスのBBC放送を英語で見る。そして、棒術やヌンチャクの運動をして、英語の添削、フランス語の読書、物理や化学の勉強、英語の添削、ブログを書いたり。
近くの喫茶店で朝食を兼ねる場合も多い。
午後は、テストの採点や、成績処理や、買い物や、銀行振り込みや、事務仕事。
午後3時頃に、通風にならないような食事。
こんな生活は、同居人になる人は困るのだろう。私が同居人なら、困る。
儲けたお金は、娘たちの援助や融資の返済だから、奥さんがいても、遊びや買い物を自由にさせてやれない。私は、そんなことに興味がないし。