Facebookユーザは、絵文字で、ライブ・ビデオに反応できる。 2016年4月6日
By Brian R. Fitzgerald、WSJ
Facebookは、何10億人ものユーザが、ライブ・ビデオを作成したり、視聴したりするためにデザインされた、多くのアップデートを発表した。
また、Facebookは、メディア会社や、ビデオを作成する、有名人たちと協調しながら、ユーザ向けのツールを紹介した。
いくつかのケースで、Facebookは、同社のSNSサイトにビデオを投稿する、アウトサイダーに料金を支払っている。
Facebookは、以前、コンテンツに対し、対価を支払う意向であると報告していた。
Facebookは、より多くの人々が、ビデオを作成し、共有できるようにすることで、ユーザを獲得するために、ソフトウェアの「グループ」や「イベント」を使用している。
ユーザは、あらゆるフォロアーではなく、家族といった、特定のユーザに限定して、ライブ・ビデオを流したり、ライブ・ビデオをイベントに重ね合わせたりすることができる。
これは、例えば、有名人が、コンサートのステージから、フォロアーに話しかけながら、ダンスのリサイタルのビデオを、特定のグループに限定して流すことができるようにする。
Facebookは、ビデオ・ストリームを後で見るために、録画するためのオプションも提供する。
Facebookは、ユーザが、ビデオに、バックグラウンド・ミュージックを挿入することも可能にする。
また、Facebookは、「Messenger」ボタンを、ライブ・ビデオの1つに、入れ替えることにより、モバイル・アプリで、より大きなビデオ・ホームを実行できるようにしている。
Facebookによると、このモバイル・アプリは、約8億人のユーザに利用されているという。
この新たな「ライブ・ビデオ」のボタンは、AndroidやiOSのスマートフォンの世界のユーザに公開される予定である。
Facebookの新たな取り組みは、ビデオ・クリエータや視聴者を獲得するために、同社と、AlphabetのYouTube、Twitter、および、他のITベンダとの間で、ライブ・ビデオ分野での戦いを増大させる。
MeerkatとTwitterのPeriscopeは、以前から、ユーザが、どこに居ても、スマートフォンを使用して、ライブ・ビデオを流せるようにしている。
Faceboolは、2015年の夏に、ライブ・ビデオ・サービスを、緩やかに開始し、有名人や他のパワー・ユーザが、ライブ・ビデオを流せるようにした。
Facebookは、ユーザが、より従来的な方法で、絵文字で、ライブ・ビデオに反応できるようにした。
Facebookユーザは、友人やページから、ライブ・ストリーミングに関する、多くの通知を見た。
Facebookの新たな機能は、ユーザが、ビデオを見るために、友だちを招待できるようにする。
Facebookのライブ・ビデオ・サービスの、究極の目標は、ビデオの有料化であり、その次は、ビデオで広告料を得ることである。
ニュース・フィードのビデオは、人気があることを示している。
Facebookは、ライブ・ビデオ・サービスの分野で、売上や利益を上げるために、他のSNSのビデオ・サービスと、長いゲームを戦うことに取り組んでいる。
例えば、Facebookは、スポンサーのビデオ広告の表示を開始する前に、ビデオを、ニュース・フィードに緩やかに流している。
現在、Facebookは、ライブ・ビデオに、広告を入れていないが、同社の最初の目標は、ユーザを、ライブ・ビデオに夢中にさせ、ビデオを有料化することであり、次の目標は、ビデオに広告を入れ、広告収入を得ることである。
Facebookによると、同社は、ライブ・ビデオを作成し、共有したり、視聴したりするための、ユーザ経験に焦点を合わせており、可能な限り速く、パートナーが、ビデオを有料で提供することを支援していくという。