AmazonのTwitchが、最初のモバイルe-スポーツ・リーグ用の、Super Evil MegacorpのMOBA(Multiplayer Online Battle Arena)「Vainglory」をロードする。 2016年3月31日
By Sarah E. Needleman、WSJ
AmazonのTwitchは、モバイル・バトル・ゲームに参加するための、「Vainglory」アプリのメーカ、Super Evil Megacorpと、e-スポーツ・リーグを組織しているという。
AmazonのTwitchは、ゲーマーのために生まれた、世界的なインターネット・ライブ・ストリーミング・ビデオ・チャネルを提供する、ソーシャル・ビデオ・プラットフォーム/コミュニティであり、スポンサーである、バトル・ゲーム「Vainglory」の開発者のチーム、Super Evil Megacorpに後援されている。
Twitchは、このe-スポーツ・リーグのトーナメントに参加するチームのために、「Vainglory」トーンメントのシリーズを協同で制作する。
Twitchのe-スポーツ担当ディレクタ、Nick Allen氏によると、ライブ・ストリーミング・サービスは、このイニシアティブにとって、有効であるという。
ビデオ・バトル・ゲームは、従来から、PCやゲーム機でプレーされているが、モバイル・バトル・ゲームは、参加型の、活発な争いになっている。
Twitchによると、2015年の1年間に、スマートフォンのユーザは、「Vainglory」トーナメントでのプレーを、トータルで1億5000万分間、観戦しているという。
ちなみに、2014年末に、iOSベースのスマートフォンのユーザが、2015年7月には、Androidベースのスマートフォンのユーザが、「Vainglory」トーナメントでのプレーを、観戦できるようになった。
Super Evil Megacorpは、どれぐらい多くのゲームが、ダウンロードされているか、あるいは、ゲームの売上がどれぐらいあるかは、明らかにしていない。
2015年5月に、コアゲームの開発者のチーム、Super Evil Megacorpは、e-スポーツ・トーナメントの最大の組織の1つである、Electronic Sports League連盟と競争する、「Vainglory」トーナメントの取引に署名した。
これは、モバイル向けに作成された、最初のe-スポーツ・トーナメント、ESL(Electronic Sports League)であった。
他の人気のある、モバイル向けのe-スポーツ・トーナメントのタイトルには、ESLより小さな、e-スポーツ・トーナメント、Activision Blizzardの「Hearthstone: Heroes of Warcraft」とWargaming Public Coの「World of Tanks Blitz」がある。
Newzooによると、2015年に、広告の売上、スポンサーからの収入、チケットの販売を含む、e-スポーツの売上は、3億2470億ドルに達したという。