静岡県観光振興課主催の「静岡おとな旅」。
おとなの女性をターゲットにした新しい旅のスタイルを提案する企画に参加させていただきました。今回の旅は静岡県西部のおとなのための上質体験。静岡西部の魅力をあますことなく堪能できるツアーでした。
カネタ太田園で天竜茶を試飲
まず最初に伺ったのは、やらまいかブランド認定品の天竜茶を生産しているカネタ太田園。
カネタ太田園さんは一芯二葉の手摘みで、地元の200名~300名の人達に協力いただき、長さを揃え鮮度を落とさぬよう最新の注意のもと、荒茶工場にて、通常の2倍の時間と手間隙をかけて製造されるお茶なのだそう。
少しだけ試飲もさせていただいたのですが、お茶とは思えないほどの強烈な旨みにびっくり!! お茶の概念がひっくり返りました!
方広寺で写経・写仏体験 & 精進うなぎ料理
お次は方広寺。
山号は深奥山(じんのうざん)と称し、静岡県浜松市北区引佐町奥山に所在します。禅宗のうち、臨済宗方広寺派を構成し、その大本山として厚い信仰を集めていたのだそうです。
また、かつては癩(らい)患者のための病院施設を開き地域の福祉に貢献しました。
さらに、明治14年の山林大火の際に類焼に遭うも開山円明大師の御墓所と七尊菩薩堂、開山様本像、そして半僧坊真殿が焼け残ったことから、方広寺の鎮守の神である半僧坊の信仰も全国に広がっているのだそうです。
方広寺精進うな重をいただきました。
お食事を頂く前に食事五観を。食事をいただけることに感謝しながら食べる食事がとても新鮮です。
写経・写仏体験も。初体験です。
心を静め、神経をとぎすませる。仏さまの姿を書き写すことで、日常から離れ、心を落ち着けながら書いていきます。はじめての体験に著者もとても新鮮かつ清らかな気持ちになりました。
龍澤寺~遠州の古刹・井伊直虎が眠る寺
庭園が有名な龍澤寺は、2017年(平成29年)の大河ドラマ『おんな城主 直虎』の主人公となる井伊直虎が眠るお寺です。
歴史のある建物をじっくり見せて頂き、井伊直虎とその一族についてのお話をゆっくりと伺わせて頂きました。
井伊直虎について。
井伊直虎(次郎法師)は、井伊家第22代当主・直盛の一人娘。
直盛には男子がなく早くより娘の許婚(いいなずけ)として従弟(いとこ)の井伊直親に家督(かとく)を継がせる予定であった。
ところが直親の父が今川氏に殺され、直親(9歳)自身も命を狙われたため、信州へ身を隠すことに。
直虎は直親が亡くなったと思い、龍潭寺で出家し次郎法師を名乗る。
11年後、井伊谷に戻った直親は、直盛の養子となり奥山家の娘と結婚し、虎松(24代直政)が生まれる。
1560年(永禄3年)、桶狭間の戦いで直虎の父・22代直盛戦死。井伊家の家臣多数死亡し、大きな損失を被る。
1562年(永禄5年)、23代直親が謀殺されると井伊家は存続の危機に。
翌年、20代直平死去。井伊の名を継ぐ男子は、直親の遺児、幼い虎松ただ一人となり、1565年(永禄8年)龍潭寺南渓和尚の計らいで次郎法師はその後見人として井伊直虎と名乗り、女領主として井伊家を支えた。
井伊谷徳政令にみられる政治手腕は優れており、歴代当主に記名はないが
井伊家受難の時代を救った女領主として後世に語り継がれる人物である。
身を隠していた直政を1575年(天正3年)浜松城主家康公に仕えさせ、出世を見届けた直虎は、1582年(天正10年)激動の人生に幕をとじる。
井伊直虎の歴史はほぼ龍澤寺にしか残されていないそうで、2017年(平成29年)の大河ドラマ「おんな城主 直虎」ではロケ地としてたくさん使われる旨をうかがってきました。
ホテル九重で温泉&のんびりと。
宿泊先はホテル九重。浜名湖のとなりのホテルで、20種類の温泉があり、ゆったりとリラックスできるおとなのホテル。
お部屋も和室でおちついており、とても広い!
お料理も美味しくて、お風呂も広く、とてもゆったりとくつろぐことができました♪
磐田市香りの博物館でオリジナル香水をつくる!
翌日は、磐田市香りの博物館でオリジナル香水を作らせて頂きました!
まずはベースを選び、自分の香りを決めるとコンピュータの質問に答えていきます。
配合する材料をスタッフさんが取ってきてくれ、配合スタート! 男性も女性も夢中でやっていました!
遠州横須賀にて昼食&栄醤油造見学
旅の最後は遠州横須賀にて昼食&栄醤油造見学!
まずは横須賀名物いも汁を頂きました! いも汁といってもじねんじょが入ったもので、関東人のイメージするものとは全然違ってとってもおいしいです!
じねんじょと麦飯をいっしょにほおばります♪ 幸せ!
最後に、栄醤油造さんを見学させていただき、終了です!
静岡おとな旅
静岡県、近いようで遠く、遠いようで近いのでなかなか行く機会がありませんでしたが、今まで体験したことのない静岡を体験できて、とても楽しい1泊2日を過ごすことができました。
東京から週末に旅に出るにはピッタリの距離で、たまには女性同士羽を休めに静岡への旅はいかがでしょうか。