これからの季節、山に海に川にと、バーベキューやキャンプにいく予定があるという人もいるだろう。
気心の知れたメンバーで、自然の中でワイワイと楽しむバーベキューやキャンプは、疲れた日常を忘れてリフレッシュさせてくれる時間でもある。だが、幹事を任された人にとっては、予算や場所などいかにしてメンバーに満足してもらえるか頭を悩ますところ。
そんな幹事の悩みを解決してくれそうなのが、バーベキュー情報サイト『BBQ GO!』が2015年7月14日に公開した『バーベキューに関する意識調査2015』だ。
こちらは、「過去1年間のうち1回以上バーベキューに行ったことがある19歳から59歳までの男女500名」を対象に実施したもので、希望の場所や予算などがまとめられている。果たしてどんな結果となっているのだろうか?
場所選びのマストポイントは「場所・自然・持込自由」
まずは場所選び。同調査の「今後、バーベキューを実施する場合、どのようなポイントで場所を選びますか?」という質問でダントツトップだったのは、267票を獲得した「設備が充実している(トイレが多く清潔、屋根などの雨除け設備など)」。
次いで2位が「自然にあふれた場所」、3位が「食材・飲料や道具・用品を自由に持ち込む事ができる」となっている。
ロケーションはやっぱり定番のあの場所
では、実際にバーベキューをするロケーションはどこがいいのだろうか?
「今後、バーベキューを実施する場合、どのようなロケーションがよいですか?」という質問で僅差でトップとなっているのは、285票を獲得した「川・河畔」。
2位の「海・海岸」は274票、3位の「山間・林間・高原」が270票と上位3位はいずれも僅差であることを考えれば、まずはこれらが最も抑えるべきロケーションといえるだろう。
予算の妥協ラインは3,000円。これより上はNG!?
そして、幹事が一番頭を悩ますポイントといえば、やはり一人あたりの予算ではないだろうか。
食材が充実していても高ければ不満を言われ、安くしてそれなりの食材を準備しても不満を言われとなんとも難しいポイントの1つなのでは?
同調査の「満足できるバーベキューの場合、いくらぐらいから「高い」もしくは「安い」と思いますか?」という質問で、妥協ラインとなっているのは3,000円。
確かに価格としてはちょうどいいが、この予算内でどこまでを賄うのかによって、バーベキューの中身が少々寂しいことになってしまいそうな気もする。
結論:幹事の苦労は尽きず
ここまでをざっくりまとめてみると、メンバーに満足してもらえるバーベキューは「川や海・山など自然があふれ、現代的な利便性と清潔感が感じられる設備のある場所で、予算は3,000円以内」ということになる。
だが、果たしてそんなに都合のいい場所が豊富にあるのかどうか。あったとしても、事前予約や当日早めの場所取りなど、幹事はまた別のところで頭を悩ますことになりそうなのだが……。
特に予算の部分については、目的地までの移動費用(ガソリン代や高速代など)や施設利用日が含まれるとなると、それなりの人数でセッティングしなければ難しそうな気がする。
まもなく迎える夏季休暇やお盆休み。バーベキューやキャンプなど、今の時季ならではのレジャーの幹事を任されたという人は、同調査の結果を参考にしてみてはどうだろう?
■参照■
・『BBQ GO!』―【バーベキューに関する意識調査2015】費用で妥協できるのは3千円、場所を選ぶポイントは3点
http://www.bbqgo.jp/article/detail/id=1856