大手家庭用品メーカーのP&Gによると、もっとも不潔な衣類は「枕」だということがわかりました。
はたして枕を衣類に分類していいのかは不明ですが、平均的な日本人は、一年間に1600時間も枕に肌を接触させるそう。しかも、頭は、皮脂の分泌が盛んな部位です。基本的に枕を洗濯することはありませんから、皮脂のにおいや雑菌の繁殖によって、頭皮の病気になる可能性もありうると思います。
対策としては、「枕カバーやタオルを毎日替える」「枕カバーを替える際に、エタノールスプレーで消毒する」「天日に干す」
こういったことでしょうか。とはいえ、皮脂や汗を吸った枕の中で菌やダニが繁殖している可能性が高いですから、細菌などで頭皮に炎症を起こしてしまったり、皮脂が分解されたにおいが頭皮に移りやすくなる可能性が高くなります。
定期的に枕を丸洗いして、殺菌剤を使って消毒するのが一番なんでしょうけど、なかなか難しいですよね。
天日干ししても臭いがすごいようなら、廃棄処分にして、新しい物にしたほうが一番安価で清潔な方法かもしれません。
※写真はイメージ 足成 http://www.ashinari.com/2008/12/16-011969.php より