6月6日(土)に『AKB48 41stシングル選抜総選挙』の開票イベントが行われ、HKT48の指原莉乃さんが1位を獲得しました。
ということで、AKB48の選抜総選挙は無事終了したのですが・・・
AKB48の投票権付きCDを大量に買った皆さんは、CDをどのように処理するでしょうか?おそらく数枚のCDであれば、知人に配ったりしてCDを消化できたりもするでしょうが、それでも消化できない場合は、ゴミとしてCDを廃棄処理する方も多くいると思います。
大量に捨てられるCDってもったいないですよね・・・
日本は先進国と言われながら、CD販売の問題については時代を逆行している状態です。
実はこのCD販売の問題ですが、AKB48の海外姉妹グループの『SNH48』(中国上海)ではユニークかつ合理的なCD販売方法が話題となっています。SNH48でも今年の7月に選抜総選挙があり、AKB48と同様にCD一枚につき投票券が一枚付いてくるということで、日本と同じ販売方法だと大量のCDが廃棄されることになってしまいます。
しかし、SNH48の公式ショップ(ECサイト)では『CDを寄付する』という項目を作ることにより、無駄なCDを作らないという対策が行われています。
下図はSNH48公式ショップで売っている、SNH48選抜総選挙の投票券付きCD『真夏のSounds Good』のカートの画像です。この画像の『捐赠数量』というのがCDを寄付する数量を入れるところになっています。
なので、例えばCDを100枚買って90枚のCDを寄付すれば、10枚の未開封CDと90セットの特典(投票券、握手券、生写真)が届くことになります。こうやって無駄なCDを製造しない&送らない事によって、生産側にとってはCDの廃棄処理問題で叩かれることはなく、ユーザーにとっては開封作業がなくなり、送料が安くなるというメリットがあります。
ちなみにSNH48では昨年に引き続き、選抜総選挙応援版CDも発売されます。こちらは一枚のCDで8票もしくは48票分の投票ができるCDとなっています。価格は8票版が308元(約6,000円)、48票版が1680元(約33,000円)。どちらも総選挙に投票するということだけを考えると、とても安く投票ができるようになっています。こちらの商品も売る側・買う側どちらにもメリットがある商品にとして売られていますね(笑)
※通常盤のCDは一枚78元(約1,500円)
※画像は中国版Twitter微博(ウェイボー)に投稿されたSNH48公式サイトの記事
日本でも同じようにしてCDの廃棄処理問題を解決できれば良いのですが、色々なしがらみや法の問題などが出てきそうなので、難しいかもしれませんね・・・日本は先進国であるならば、こういった問題もきちんと考えなければいけないと思うんですがね~。