前回まででTシャツの紹介は、ネタが尽きてしまったので、今回からはTシャツ以外のうちにあるガラクタを紹介していくことにする。今回は「怪獣篇」と題して、主にソフビの怪獣をご紹介する。
もともと小学生のころには、ブルマアクの怪獣ソフビを何十体か持っていたのだけれど、そのほとんど全てを親に捨てられてしまい、今手元にあるのはもっと後の時代のものばかりなので、価値のあるものはほとんどない。
ゴジラ
まずは『ゴジラ』関連の怪獣を紹介していく。トップ画像は『ゴジラ』を正面から写したものだ。本棚に置いてあるので大体の大きさがわかると思う。いわゆる「ミニ怪獣」の大きさだ。最も一般的なソフビの大きさよりもだいぶ小さく、値段も安かった記憶がある。
「ミニ怪獣」の記憶でこんな経験がある。『マルシンハンバーグ』のシールか何かを集めて応募するとミニ怪獣5体セットが当たるキャンペーンがあった。母に頼んで応募してもらい、見事当選して送られてきたミニ怪獣たちは、どれも見たことのないものばかりだった。つまりフォーマットだけは「ミニ怪獣」だったのだけれど、ゴジラ映画や『ウルトラマン』などの特撮ドラマに出てきたもののソフビ化ではなく、オリジナルのものだったのだ。キャラクター使用料がかかっていないので、その分安く作ることができたのだろう。このプレゼントにはもう一度当選し、また同じセットが送られてきた。これも、今持っていれば相当高く売れるはずだけれど、持っていない。
次の写真は、横から写したもの。背びれが力強い。この『ゴジラ』は、耳があるので、たぶん最初期のデザインを元にしたものだと思われる。どうやって入手したか覚えていない。なにかのプレゼットだったと思うのだけれど。しっぽの裏に「2001」という数字が見えるので、2001年に入手したんだろう。
この『ヘドラ』のミニ怪獣は、正真正銘のブルマアクのものだ。数少ない生き残りなのだ。『ヘドラ』といえば、『ゴジラ』が尻尾を巻いて空を飛んだ名シーンを思い出す。また『かえせ! 太陽を』という挿入歌も印象的だ。『キノコホテル』というバンドがカヴァーをリリースしているのを最近は聴いている。ブルマアクのデザインは、実物よりも可愛らしい。映画の『ヘドラ』は、固体ではなく液状に見える。
次の怪獣は、名前を知らない。多分ゴジラ映画のどれかに出ていたと思うのだけれど記憶にない。茶色で短い背びれとしっぽがあり4本の足で歩く。コンビニの食玩かなにかで買ったものだと思う。
ウルトラ怪獣
テレビの特撮ドラマである『ウルトラマン』シリーズに出てきた怪獣のことを「ウルトラ怪獣」という。最初の写真は、『ジャミラ』と『バルタン星人』のもので、ミニ怪獣よりはやや大きい。いわゆるフィギュアというやつだろうか。この2体は、どちらも『ウルトラマン』に出てきたもので、有名な部類だと思う。『ジャミラ』は取り残された宇宙飛行士が怪獣化したものだった。『バルタン星人』は、シリーズに何度も登場する。自分たちの星が滅亡して、地球侵略を狙っているのだった。
この『ツインテール』も、ブルマアクのミニ怪獣で、この2体だけが我が家に現存する。『帰ってきたウルトラマン』に登場する怪獣で、『アボラ』かなにかの食餌となるのだった。次のはブルマアクの復刻怪獣で、デザインは元のままだけれど、新しく作られたものだ。これが多分『アボラス』だと思うのだけれど、よく分からない。誰か詳しい人教えてくれたら嬉しい。
さらに次のものは『スカイドン』だったと思う。これも『ウルトラマン』の怪獣で、重くて持ち上げられないほどだったはず。デザインは後年のもので、割とリアルだ。
その次は、一応「ウルトラ怪獣」の部類に入れておくけれど、これはパチもんのような気がする。確か『ブックオフ』かどこかで、安く買ったものだと思う。全体的な格好は『ウルトラマン』に出てきた『ベムスター』なのだけれど、腹にあるはずの五角形だか六角形だかの「口」がなく、のっぺりしている。海賊版だと思う。
平成ガメラ
確か映画の公開時に映画館のプレゼントでもらったものだと思う。正式のソフビという感じがする立派なものだ。
さらに同時期に、これは映画館で購入したのだと思うキーホルダーも持っている。カラーのスケルトンで『ガメラ』と敵役怪獣が対になっている。
写真は著者撮影による。