プロのマッサージ師にもっとも投資しているのは岐阜県 東京都は3位

  by 松沢直樹  Tags :  

肩こりで悩まない人がいないといわれるくらい、日本人の多くが肩こりで悩んでいるといわれています。
肩関節の構造や筋力の問題、そしてもはや日常生活で必須ツールになったパソコンやスマートフォンの影響などが大きいといわれています。

パナソニックが、全国の20代~60代の男女8360名を対象に調査したデータによると、大多数の方は肩こりを感じたとき、お風呂につかる、ストレッチをするなどのセルフケアを行うようです。
また、自分で肩をもむという方も相当数いるため、いかに肩こりで悩む方が多いのかがわかりますね。

また、市販の貼り薬やマッサージケアができる家電製品を使うといった回答も少なくありません。パナソニックが調査したデータによると、肩こりを感じた方のうち、84パーセントはセルフケアを行い、プロのマッサージ師のケアを受けるのは、16パーセントほどでした。

また、プロのマッサージ師のケアを受ける方がもっとも多いのは、岐阜県。次いで茨城県、東京都、徳島県、長崎県の順となっているようです。

なぜ、岐阜県がトップなのか定かではありませんが、寒暖の差が激しい地域や、人との交流が盛んな地域は肩こりが強く出やすいのでしょうか。

いずれにせよ、肩こりは、疲労がたまっているサインであるのはもちろん、場合によっては病気のサインであることも珍しくありません。あまりにひどい肩こりが続くようなら、医師の診察を受けることが大事ですね。

※ 写真はイメージ 足成 http://www.ashinari.com/2012/05/22-362202.php より

松沢直樹

福岡県北九州市出身。主な取材フィールドは、フード、医療、社会保障など。近著に「食費革命」「うちの職場は隠れブラックかも」(三五館)」近年は児童文学作品も上梓。連合ユニオン東京・委託労働者ユニオン執行副委員長