JR東日本が中央線沿線の価値向上を目指して三鷹-立川間で推進している「中央ラインモールプロジェクト」。そのプロジェクトの一部である『nonowa国立』が4月18日開業するのに先立って報道関係者向けに公開されたので取材した。
今回開業するのは国立駅高架下の東側の部分。西側は現在整備中だ。
改札の正面にある入口から入るとインフォメーションカウンターがあるが、コンシェルジュと呼び、モール内の案内にとどまらず地域のイベントや観光情報等についても案内してくれるそうだ。
モール内通路は曲線が多用され、遊歩道を散歩しているような感覚で合計10店舗のショップを利用することができる。
開業に向けて準備は整い、小さなスペースながらも本格的な茶葉専門店ではお楽しみ袋を用意して迎えるということだ。
モール内の比較的大きくスペースが取られたカフェは、セルフサービスながらパスタやサンドを注文から5分以内で出すことを目指しているという。また、地元で採れた野菜等を使うことによって地域社会にも貢献していきたいとのことだ。
74席あるカフェスペースは座席、ソファ、ホテルのラウンジを思わせるスペース等、気分や用途によって選べる。
隣接する書店と経営が同じため、カフェスペースには話題の書籍を集めたスペースを用意し、手に取ってみることができる。気に入れば書店で購入可能だ。
入口すぐのベーカリーはホテルメトロポリタンや東京ステーションホテルの総料理長監修商品を置いて差別化を図る。
見た目にもおいしそうなパンが並ぶ店内は香ばしい匂いが漂っていた。
チェリークロワッサンドーナツ(380円)はホテルメトロポリタンエドモント総料理長監修の逸品。
ポーチや普段使いのバッグをあつかう服飾雑貨店では、無地キャンバス生地の商品に自分好みの文字や絵や柄を入れることができる。短時間で自分だけのオリジナルトートバッグをあつらえることができる。
傘は自立する時代なのか、通常とは逆さまに自立する不思議な傘。握り手をもって広げると反転して広がるやっぱり不思議でおしゃれな傘は多摩エリア初出店の雑貨ショップで購入可能だ。
4月18日の開業日は午前9時30分よりオープニングセレモニー、午前11時より駅と駅前商店会と連携したイベントを開催する。
また、各ショップでは各種オープニングキャンペーンを開催。開業記念ノベルティや、4月19日からは定期券購入者へのノベルティも用意される。
中央線乗車の際には一息入れるスポットとして利用してみてはいかがだろうか。
nonowa国立
http://www.nonowa.co.jp/kunitachi/ [リンク]
※写真はすべて記者撮影のもの。