大学の坂を下って駅へ向かう道の途中、小さなカフェがある。
座席数は10席そこそこの本当に小さなカフェだ。うっかりしていると見逃してしまう。
これが本日ご紹介する『Cafe+Bar Ludzie(カフェアンドバー ルジェ)』だ。
*Cafe+Bar Ludzie 店舗情報*
所在地:大阪府豊中市待兼山町21-5-103
アクセス:阪急宝塚本線石橋駅から徒歩5分(“石橋坂下交差点”のすぐそば)
営業時間:16:00〜22:00
定休日:水曜日・日曜日
詳細は食べログの『Ludzie』ページを参照!(上記はこちらのURLから引用)
ドリンクメニューは定番の紅茶やコーヒーはもちろん、抹茶ラテやアーモンドオレなどのカフェドリンク、さらにアルコール類も豊富に取り揃えられている。
食事メニューも準備されており、定番はオレンジタコライス(680円)。もちろんデザートも販売されている。
フードメニューは、アルコール以外のドリンクとセットにしたら割引サービスも。
ドリンクを頼んでオレンジタコライスを食べても価格は1000円程度と、お財布に優しい価格設定だ。
写真の通り、内装はとてもオシャレ。
温かみのある家具に、心地よい音楽が流されている。
“第二の家”として長居するのも、店員さんからは大歓迎とのことだ。
店内に置かれている本は『Ludzie』の店員や常連客が置いて行ったもの。店内でこれらの本を読んでのんびり過ごすのもよいだろう。
定番メニューのオレンジタコライス(680円)
オシャレなディスプレイを眺めながらほっと一息。
◆大学生が作りました!
Ludzieならではの点は、お店に関わる全てのことが大学生の手によって行われていること。
内装工事も学生が、料理・経営も全て学生が行ってきた。
店長のゆかさん(大阪大学3年)によると、「大阪大学の近隣にはカフェがなく、学生の集える場所がない。学生が集まることが出来て、制約なく自由にイベントやパーティーの開ける場所を作りたいと思った」という。
低めに抑えられた価格設定は学生が来やすいようにするため。
目標は、3年以内に近隣の大阪大学の学生全員に周知することだ。
座席数13席。こじんまりとした空間だ
◆憩いの場、交流の場として
『Ludzie』の魅力は低価格で本格的なカフェメニューを注文することが出来、何時間居座っても白い目で見られることはないということ。
そればかりでなく、このカフェは交流の場として機能しているのも魅力的な点である。
ある日、『Ludzie』に学生が集い、モノポリーパーティーが行われた。
参加者は大阪大学の学生。主にSNSによって呼びかけられた。
初対面の者同士も『Ludzie』の店員も関係なくモノポリーに興じるという、温かい午後のひとときが過ごされたようだ。
ただ仲の良い者同士でおしゃべりするばかりでなく、新たな友達を作ることの出来るカフェこそが『Ludzie』だ。
このように「学生同士のつながりが『Ludzie』で生まれるのは嬉しい」と野本さんは語る。
これからも、『Ludzie』では大阪大学の学生によるイベントがひっそりと行われるだろう。
「今後は学生のみならず、地域住民との交流の場にもしていきたい」と野本さん。
ほっとできて気軽におしゃべりのできるカフェ、『Ludzie』。
建物の少し奥まった位置にドアがあるので入りにくいかもしれないが、扉の向こうにはいつも“温かい空間”が用意されている。
(取材協力:Cafe+Bar Ludzie店長 ゆか)
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Cafe+Bar Ludzie Twitterページ(イベント情報など随時更新されています)
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