今でこそ、鳥類は恐竜から進化したという説は常識になりつつあるが、少し前まで鳥類の起原はワニ類や絶滅した爬虫類のいずれかの系統にあるものとされた。
しかし、鳥類の恐竜起源説の歴史は古い。1859年にダーウィンによって種の起原が発表されてすぐに、イギリスの進化論支持者である生物学者のハクスリーは鳥類が恐竜の子孫であるとの説を提唱した。彼はコンプソグナトゥスと始祖鳥の骨格を比較し、前足と羽毛は別として、両者の骨格がよく類似していることを示した。
だが、当時の恐竜研究の第一人者であったリチャード・オーウェンは、「始祖鳥は最初の鳥類であり、恐竜の系統とは大きく離れたものである。」として、ハクスリーの学説に反対した。
20世紀に入ると、鳥類の起原を巡る論争の中で鳥類の恐竜起原説は主流からはずれた。ところが1990年代以降、中国の遼寧省から多数の羽毛恐竜の化石が発見され、鳥類の起原や羽毛の発生に関する議論の中で大きな役割を果たした。羽毛の生えた恐竜を羽毛恐竜というが、現在、羽毛の痕跡が見つかっている恐竜は20属以上にのぼり、そのほとんどが獣脚類であり、そのほとんどは中国の遼寧省に分布する熱河層群の義県層から見つかっている。
続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/
引用元 Wikipedia:羽毛恐竜 National Geographic:北米最大級の羽毛恐竜 最大の羽毛恐竜中国で発見